鳥肌がたくさん立つ人生は幸せだと思う。

よく映画で、全米が泣いたとか、どんでん返しみたいな表現がよく使われる。たしかに、親子の絆に泣いたり、予想を裏切られて驚く映画は楽しいと思う。

けれど、それに加えて鳥肌が立つなら、より一層最高だ。僕は感情が高まり、自分の中に留めておくことができないとき、鳥肌となって体の外に感情が放出されると思う。

例えば、フェスに行った時は最高に鳥肌が立つ。楽器の確認がされていて、もうすぐアーティストが出できそうな雰囲気がする。日常生活では満員電車以外では経験しないであろうほど、ぎゅうぎゅうになりりながらも、ワクワクしながら待っている。それこそ、他人の腕が触れ、自分の汗と他人の汗が混じるのも気にならないほど。

大きな音でアーティストの紹介がされ、観客はわき立つ。大声でアーティスト名を叫ぶ人、ボーカルの個人名を叫ぶファン、待ってましたと拳をかかげ声にならない人。そんな一体感にテンションが上がる。鳥肌がた立つ。最高だ。

今では、サブスクも浸透して簡単に好きな音楽を検索して、すぐに聞けるようになった。そのためか、よく友達にライブは一回行けば満足じゃない?同じ曲でしょ?と聞かれることがよくある。

しかし、あの心臓に響くドラムがいいのだ。スマホではしっかりと感じられないベースが好きなのだ。2度として、同じ曲がないライブが好きなのだ。そんな瞬間に僕は、信じられないほど全身に鳥肌が立ち、きもちぃーって思う。

そんな鳥肌が立つ経験が増えれば増えるほど、人生は豊かになるのだと思う。僕は個人的に一人で楽しんでいるときに鳥肌を感じる時が多い。読書や映画や音楽である。一人だと集中して、深くのめり込めるからなのか、人といる時には素直な感情を外に出すのが苦手なのかはわからない。しかし、これからも鳥肌を、感じた瞬間を大切にしていきたいと思う。

ちなみに、直近では伊藤沙莉さんのインスタで鳥肌がたった。

「サントラを聴いてコロッケ食べて歩きます。」

僕が今大好きな、大豆田とわこと三人の元夫 
というドラマに関する文だ。このドラマの良さについては、また別の機会に書こうと思う。僕はしばらくの間コロッケを食べて歩く人を見るだけで鳥肌が立ってしまうかもしれない。コロッケ1つで幸せを感じれるまま人生を過ごせたらいいな。

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