宝探しはお気に召すままに

心がときめくもの。
お気に入りの音楽、シルバーのピアス、ド派手な色のゴツいスニーカー。そして、好きなアイドル。

好きなものに出会う度、宝探しをしているような気持ちになる。もっと素敵なものを探したくなるし、もっとキラキラしたものに出会いたくなるのが我々オタクの性である。

宝探しは強制ではないから好きな時に探しに行けばいいし、疲れちゃった時は休んでもいい。まさに「推し活」みたいだ。

何かに夢中になる時、既に夢中なものがある時、わたしはいつも「新しいものを見てときめかなくなったら最後」だと心の片隅に置いている。

だからこそ、今感じるこのときめきの一つひとつを取りこぼしたくないし、その度に形に残しておきたいと思ってこのように文をしたためている。考えると悲しいけれど、大切なものたちを忘れてしまった時、ここを開けばたくさんの宝物で溢れているように。

2023年の貴方はどんな風にときめかせてくれるのかな。貴方という宝石を求めて、わたしは明日からもその輝きを追い続けたい。