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好きなこと、フィギュアスケートのこと

歴史についての調べものとか、英語の勉強とか、いくつか細く長くずっと続けているもののうちの一つ、フィギュアスケート観戦。

最初にフィギュアスケートを見たのは何歳か覚えていないけれど、子どもの頃、伊藤みどりさんが現役だったころ。それから30年以上ずっと好きで見続けているかなり息の長い趣味。

バレエも好きで、その他色々なジャンルのダンスを見るのも好きで、スポーツは自分でやるのは好きではないけれど、観戦は好きで、そんな中で芸術とスポーツが絶妙なバランスで融和しているフィギュアスケートが一番好き。

これだけ長く見続けていると、そのシーズンごとの推しの選手はもちろんいるのですが、選手はみんな好きという心境になる。みんな怪我なくシーズンを終えてほしい。

子どもの頃に見た選手は思い出の中で美化される傾向もあって、アレクセイ・ウルマノフが今でも王子様だし、四回転といえばエルビス・ストイコだし、ペアの名カップルと言えばゴルデーワ・グリンコフだし。プログラムの難度がどんどん上がっている現在において昔のプログラムを見ても、その時の輝きはずっと色褪せないで、かつてと同じように感動する。

そして長く見続けていると、アマチュアを引退してコーチに転身したかつての選手を必然的に見ていくことになるので、そのコーチの現役時代のドラマと教え子の演技を見て涙ぐんだり、一緒に喜んだり、見飽きることがない。

単純なスコアの積み重ねだけではない、でもかといって、ただ優雅にふわふわと滑っていれば良いわけでもない、磨き上げた技術と、その上で選手の内面からにじみ出る人柄や演技への想いが融和したところに、フィギュアスケートの感動はある。

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