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【子どもの脳脊髄液減少症】03 妻と長女の関係

自分は良い親にならなければならない。そう思っていろいろな本を読み漁ったりしました。一つ、この時期に大きく変えたことがあります。

それまで

妻はこの時、子供と2人ないし3人で外出することが(ほぼ)できませんでした。私に対して「一人で子供を連れて歩くなんて無理」と怒鳴っていました。次女の育休期間中も、平日は外出無し。せいぜいどうしても追い詰められたときに1週か2週に一度デパートの買い物に一人を連れて行くぐらいでした。たしか長女の時も同じだったと思います。

それが自分には当初は理解不能でした。確かに子供連れは手がかかりますが、長女と次女を連れて、公園に出かけたり、電車で東京に行ったり、決して日常の中で特別に手のかかる子たちではありませんでした。それなのになぜ?と。

週末に朝から2人の娘を連れて公園に行きます。 すると昼食ぐらいに妻が来るのですね。 娘たちだけならば子連れなので混雑を避けて11:30頃フードコートやコンビニで済ませるのですが、妻は「もっとよいレストランに行きたい」と言います。 もうどこも混んでいる時間で、子供と一緒に行列に並ぶわけです。だんだん「3人」の面倒を見るのが大変になってきて「合流しないでくれ」と妻に伝えました。2人の面倒を見るのは簡単だが、3人だと大変だと。

だんだん私は自分勝手で長女に向きあわない妻にほとほと嫌気がさして夫婦はほとんど会話はなくなっていました。

とにかくこのような状況だったので、子育てにおいて妻が「できない」「大変」といったことはほぼ自分が「取り上げて」しまっていました。保育園の時からすでに長女を起こして朝食を準備し、着替えさせて出発です。そのときに妻はまだ寝ているような毎日が何年も続いていました。ある日、これが悪いのではないか、と考えました。なぜなら、これでは妻には子供に向きあうチャンスがありません。

変えたこと

2019年頃、育児で中断していた趣味を再開しました。自分の時間を確保して週末1日は一人で出かけました。長女には負担をかけるが、性別のこともあるし、これ以上妻と長女の関係が悪くするわけにはいかない、自分がそこにいるとどうしても頼られるし自分も介入してしまう。荒療治ですがほかに方法が思いつきませんでした。 

結果、時間をかけて妻と長女の関係は少しづつマシになっていきました。かかわりが増える分、妻が長女にひどい言葉を投げたりすることはかえって増えましたが、内容は少しマシになり少しづつ妻と長女の関係が改善しました。



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