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IT未経験入社2ヶ月でLT初登壇して感じたこと at JAWS-UG福岡

(この話を書くためにまた文体を変える)

タイトルの通り。
「JAWS-UG福岡#16 12度目はちょっと濃い目にJAWS Festa2023からAWS re:Invent 2023を振り返ろう」にて初登壇してきました。
先に言ってしまうと、JAWS-UGはとても入っていきやすくて”未経験入社2ヶ月で”という修飾にそこまで特大なインパクトを自分では感じなくなっています。(どうなんだろう?)
とはいえ入社2ヶ月でまさか登壇できるとは思ってなかったし社内でも速いと言われていたのでこのタイトルにしてみました。
きっかけはJAWS Festaに行った後に書いたnoteでした。

届いたらうれしいなーくらいの温度感でしたが、ありがたいことにたくさん反応をいただいて、登壇のご縁につながったという流れです。
そして登壇資料はこちら!

登壇してどうだったか、のみ書くのでこの記事ではFestaの話はほぼしません(上記noteと資料を読んで!)

やっぱりライブ空間が好き

なぜFestaという大型のオフライン勉強会イベントに行く決意をしたかというと「生の空間で、その瞬間その場でしか得られないものがあると知っているから」という話を発表でもしました。
わたしはライブ空間が好き。それは自分にとって大切な軸です。
そして登壇して感じたのは、やっぱりライブ空間っていいな!ということ。一般参加ではもちろんのこと、スピーカー側になるとより一層感じました。
舞台観劇・ライブ界隈でよく語られるライブ体験の価値の話があります。それは客席に観客が入ってからでしか分からない、公演毎に変わる唯一無二のやり取りが板の上と客席の間で生まれるという話。いつもステージ上にいる人たちがよく語ることです。もちろん客席にいるわたしたちも感じている。この価値の大きさはコロナ禍に行われた「無観客上演」や「オフライン配信の拡大」によって再確認されました。
今回、わたしはスピーカーでした。かつて大きな劇場で目には見えない壁で隔たれた板の向こう側にいた人たちが語っていたことを、まるで同じ立場を知ったかのように、それに近しいものを感じました。
理由は二つ。

  • 一人で練習してる時には絶対に感じ得ない、聞き手のリアクションを直に感じる。

  • 「反響」は自分の発信ありきで返ってくる。そこには自分一人では知り得ないものがある。

あとは本番って一瞬だなー…って感情でしょうか。
理由は二つと言いつつ、まとめると「一人では得られないものを得られる」です。これはオンラインでも同じことだと思いますが、オフラインだとさらに大きく感じるはず。

一人で練習してる時には絶対に感じ得ない、聞き手のリアクションを直に感じる。

あ、ここでウケるんだ!みたいな。想定内も想定外も反応が直に返ってきて、それがまるで対話してるみたいですごくいい。現地で話をするということは、けして一方的ではないなと感じます。双方向の対話がそこに生まれ、一対多の「一」側に立たせてもらう。なんて贅沢体験なんだろう。
あとは多くの方が自分の話を聴いているという緊張感。聴くということは目と耳と心で〜という話がありますが、それを向けられる側に立つと、”まさにそれ”である目には見えない糸のようなものすべてが自分に突き刺すように届くのを肌で感じます。
オンライン配信で話す経験も積みたいですが、可能な限り現地が好きだなーって思います。ここまでで書いた感覚を得られるのはとてもおもしろいです。

「反響」は自分の発信ありきで返ってくる。そこには自分一人では知り得ないものがある。

自分の発信は自分の思考が形になったものであり、その自分の思考一つ一つに自分なりの捉え方・思いがある。自分はこういうことを考えている、という発信の裏側にその根拠たる自分の考えがさらに存在する。聴き手が見るのは「発信」の部分で、そこへの「深掘った反応・感想」は「自分の中の根拠部分となる考え方」と必ずしも一致せず、重なる部分もあれば意外性が生まれることもあります。
その差異の部分は生の空間での交流で初めて分かるものなんだなあと。自分の発信に対して言語化された反応を聞いていて心の中で「へえー!」となることが多々。おもしろかったですし、何よりこれは「学び」として返ってくるんですよね。人前で話すことの最大のメリットの一つだと思います。
自分由来のかたちに他者の思考が組み合わさるようなもので、そうして生まれるものは当然自分のものにできるので、これもまた贅沢体験。

「好き」という言葉には留められない

舞台やライブと勉強会は別物。でも同じだな、と思いました。わたしがこれだけライブ空間にこだわる理由の源が同じなんです。
だからこそ自分の「好き」に自信を持つこともできる。理由が複数あると自信持てるやつ。
では、さらによくありそうな質問で「好きでやってるんですか?」の答えはスピーカーそれぞれだと思っています。わたしの場合、答えはYes。
登壇は自分の仕事や学びにつながるものであり、もっと言うと「仕事」への還元(あるいは無影響)は求められていると(勝手に)思っています。休日のリソースの使い道は自由ですが、そう割り切れるようなものでもないし。だから「好きだから」という言葉には完全かつ簡単にはおさめきれません。
仕事を抜きにしても人ありき。信頼関係のもと成り立っていると強く感じます。(だからこそ楽しめる)
得るものが多かったこと、いろいろな縁のもと生まれた機会、対話。そういったことを体験して今思うのは、さらに自分自身をブラッシュアップさせなければという気持ちと聴く側であればもっと反応したいなということです。
緊張感はちゃんとある。つまりけして休息ではない。それでもよい休暇。学びとスキルアップにつながる休暇。
うーん、「休暇」の捉え方がふわふわしてきますね。笑
まあでもなんだかんだ「好きでやってる」なんだろうなーと思います。

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