修二と彰について考えた。
こちらも懐かしめのテーマだけど再録の意味も込めて書き記しておきたい。
そう。あの青春アミーゴでお馴染みのアレだ。
この元となる原稿を書いた頃、この曲はドラマのタイアップで大ヒット中だった。
むしろタイアップというより書き下ろしと言えるだろう。
周囲の知人に「誰の歌?」と問うても返って来る答えは皆一様に「修二と彰」の一辺倒。
だが「修二と彰」と言われても、正直どこの誰だか皆目見当がつかない。
「ヒロシ&キーボー」の様なものだろうか。
「チャゲ&優子」の方がまだメジャーかも知れない。
ってか誰なんだ優子。誰なんだキーボー。
余談だが皆さんは「尚&遼子」をご存知だろうか?
知る人ぞ知る、私の製造責任者だ。
このミュータントともクリーチャーとも言えるモンスターを世に送り出した、言わばマッドサイエンティストの様なコンビだ。
閑話休題。
その「青春アミーゴ」が街角から流れて来て、聞くとはなしに聴いているとふと気になる歌詞が飛び込んで来た。
「SI 俺達はいつでも 2人で1つだった 地元じゃ負け知らず」
今回はこれについての考察を書き残しておきたい。
・「俺達はいつでも2人で1つだった」
「いつでも」という事は「どんな時でも」という意味だ。
起きる時も朝食の時も食後の歯磨きも着替えもトイレもお風呂も。
もしや二人羽織のプロなのだろうか。
しかし二人羽織はその名の通り「二人」で「羽織って」いる。
ひとつではないのだ。
「ひとつになっている状態」とはどんな状態だろう。
「あなたと合体したい」というアニメの名言もある通り、合体している時はひとつになっていると世間では言われている。
浜ちゃんとみち子さんも劇中でよく合体していた。
この辺りに関してあまり詰めて書くと「途中で抜けたr(以下自粛)」的な所も考えなくてはならなくなるのでそろそろ割愛したい。
つまり、修二と彰は「ずっと繋がっている状態である」と言えよう。
・「地元じゃ」
この場合の「地元」はどこを指すのだろうか?
町内なのか、学区内なのか、市内なのか、県内なのか。
またアメリカから見た場合、日本が地元であるとも言える。
しかし宇宙単位で見た場合、ふるさとはまぎれもなく地球である。
父さんがアムロにもそう歌いかけていた記憶がある。
・「負け知らず」
「負け」を「知らない」という事は必ずしも「勝ち」とは限らない。
引き分けの場合もあったのだろう。
しかし「引き分けは負けと一緒」という説を考えてみると、引き分けがなかったとも考えられる。
だがもしも引き分けがなかったならば「負け知らず」と言わず「勝利のみ」と表現してもいいのではないか。
ただ唯一気になるのは「何を以て勝ち負けなのか」が定義されていない所だ。
そもそも「何の勝負なのか」すらわからない。
先ほど導き出した答えから推測すると「繋がっている時間」もしくは「繋がりっぷり」が「勝利のみ」という結果になって来る。
勝負が成立するという事は、彼ら以外にも繋がりっぱなしの人がいると言う事になる。
私は、町で繋がったまま歩いている人を見た事はない。(専門の映像の中以外では)
京都の四条河原町交差点近くのちょっと奥まったファミリーマートの前で昼間から露出プレイをしている不倫カップルを見た事はあるが、これについてはまた機会を改めたい。
以上を踏まえて、歌詞を改変してみたい。
「SI 俺達はいつでも合体しっぱなしさ 地球上じゃ勝利のみ」
ってか、なんなんだよSIって。
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