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見守り電気

Essential Energy の特徴はインターネット技術と電力の組み合わせです。見守り電気はその代表的な例。電気の使用量で一人暮らしの高齢者を見守ります。
一人暮らしの場合は電気の使用パターンはある程度の限定されます。それは電気のスイッチをオンにしたりオフにしたりする人が一人だから。なので電気の使用パターンが生活のリズムを反映することになります。
AIを使って生活のリズムを把握して、そこから一定程度の時間、一定程度はずれた場合はアラートを発信します。
もちろん電気の使用量ですから100%正確ということはありません。
ですが、現在の独居高齢者の方は全国で700万人いらっしゃいます。700万人です。現在全国の小学生は622万人です。つまり、小学生全部よりもたくさんの高齢者の方が一人暮らしをしています。
この辺の実態はみなさんなんとなくいっぱいだろうなと感じていますが、このような割合とは思っていないようです。
そんな方々を見守る方法は多ければ多いほどいいはずです。
近隣住民の声かけ、新聞の残置、ドアセンサーなどなど嬉しいことにたくさんのアイデアが出続けています。
だから当社もアップグレード版をたくさん考えます。
見守り電気だけでは難しいいろいろな点をカバーするために、やっぱり人だ!と言うことになり、兵庫県養父市に見守りセンターを開設しています。これについてはまた改めて書きます。
見守りセンターが稼働することで、声掛け的なコールのできます。自動音声ではなく人の声で確認ができます。
さらに、見守り電気エアコン警報を来年夏から本格稼働します。電気の使用量の解析を高度化して、エアコンをつけているかいないかを推測します。これも100%の確度は目指しません。怪しいなと判定して、電話で確認です。
令和2年のひと夏で熱中症で救急搬送された人は約65000人です。半数が高齢者。そして全体4割が自宅です。在宅時熱中症は高齢者に多いと言われていますから、おそらく多くがそうでしょう。
見守り電気エアコン警報で少しでも在宅熱中症が減らせれば、と思っています。
見守り電気エアコン警報は令和2年の経済産業省ものづくり補助金コロナ特別枠に選定され、補助されております。

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