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MYコンパス卒業生インタビュー【2】「悩めるワーママからの転身」白鳥舞さん

過去4年間、MYコンパスが実施してきたオンラインキャリア講座。
受講生の数は300名を超え、たくさんの女性のライフシフトを支援してきました。今回からそのオンラインキャリア講座の卒業生インタビューをシリーズでお届けします。

ひとりひとりの女性の生き方がご自身のライフキャリアの参考になれば嬉しいです。

今回インタビューさせていただくのは、悩めるワーママから副業、本の出版とパラレルキャリアを実践する白鳥舞さんです。

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白鳥舞さん プロフィール
Before▶仕事や育児で苦しい悩めるワーママ
After▶異業種への転職成功、正社員として働きつつ副業、電子書籍を出版!

MYコンパスアカデミー2期卒業。1児の母。
現在は人材サービス会社で中途採用&転職支援を正社員として勤務しつつ、個人で副業として女性向けキャリア開発講師のキャリアブランディング講座やカウンセリングを実施する。また2020年10月にはご自身のマーケティングの経験を本にまとめた電子書籍を出版。(水瀬まい「戦わないマーケティング」)

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Q:講座の受講が3年半前ですが、その当時の自分を振り返るとどんなワーママ生活でしたか?

正に悩めるワーママでした。
今思い返すと、ワーママとしてモヤモヤと悩んでいた時期が二段階ありました。

一段階目はもはやモヤモヤじゃない、どん底期。
それは育休からの復職直後でした。
育休中に引っ越しをして実家の近くに住んで、ずっと希望していた部署に復職のタイミングで異動できて、順風満帆だと思ってたんですよその時は。でも完璧だって思って復職したら死にそうでした。

毎日家で「ごめんねー」って子どもに謝って、保育園には「延長して遅くなってすみません」と謝って、職場でも常に「ごめんなさい」と言ってたら、毎日謝ることしかしてなくて自己肯定感が下がり、職場の評価が下がり、しんどすぎて鬱になって。

だめだ起きれないとなって職場に休みますと言ったどん底時期。
そこが一番のモヤモヤ期でした。私何のために生きているんだろうって。

そこから1年くらいして二段階目のモヤモヤがやってきました。
生活が落ち着いて子育てとの両立ができるぞとなった時に、ふと走り続けるのが辛く感じました。

何やっててもやりたいことないし、あんなに私結構アクティブにあれやりたいこれやりたいとか言ってたのに、仕事をこなすこと以外何も思いつかないみたいな感じで、愕然として、生きるの楽しみたいなと思ったのが二段階目です。

その時にMYコンパスのオンラインキャリア講座を見つけて受講しました。


Q:そのモヤモヤやどん底時期は振り返ると何が原因だったと思いますか?

私の場合は、比較しても仕方がないのにワーママの自分を【過去の自分】と比較りたり、【ワーママじゃない人】と比較して辛くなっていました。

それに子育を重視しつつも、上手に仕事と両立させているママさんと自分を比較しても、私にはそれはしっくりこなくて。私は子育てにコミットしたいわけでもないし、過去の自分やワーママじゃない人と比べても仕方ないし、
そんなことを思っていたらどこを向いて頑張ったらいいのかわからなくなっていました。

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Q:今では大活躍の白鳥さんですが、どう変化していきましたか?

ひとつひとつ段階を上りつつ、今の私になっていった気がします。

まず、オンラインキャリア講座を受講したときに『ワーママが生きやすい世の中にしたい』という私の生き方の仮決定をしました。でも「世の中」っていうと大きすぎるのでまずは自分がそういうワーママになるぞ!と決めました。そこから副業と転職までは5段階変化があったなと思っています。

①ママ友4-5人でワーママ朝活を始めて、
②その朝活の参加者が10-20人くらいになって、
③それがより広がってオンラインコミュニティになって、参加者が120名くらいになった。
④そして、その延長線上で私が副業を始めて、
⑤副業でキャリア系のことをしたらメーカーから人材に転職した。

じわじわと変ってきた感じです。

よく「どうやって乗り越えたんですか」と聞かれますが、乗り超えた感覚は全然なく、ひとつひとつやって、て振り返ったら結構変わったなといった感じでした

私は「とりあえず怖いけどやってみる」みたいなのは全然できなくって。怖いものは怖いからやらないみたいな人なんです。この3年で、「えいやって」やったことは1回もないなっていう感じです。

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※FFS理論はMYコンパスのオンラインキャリア講座内で受講していただく、個人の個性を知るための診断ツールです。

Q:FFSを受けての気づきはありますか?

私は【弁別性】が一番高く、【保全性】と【受容性】も持っているという結果でした。弁別性が一番高いので強い個性としては「合理的に物事を判断したり、他と比べる」のが特徴です。それに加えて保全性の思い付きでなく、計画を立ててきっちりやっていく、【積み上げ型】の個性もあります。

それを踏まえて私のモヤモヤワーママ時代を振り返ると正に弁別性の個性が自分と人を比較して辛くさせていたのかなと思います。

Q:自分の個性をどう活かして、今のように転身されましたと思いますか?

私のように保全性が高い、積み上げ型の人の転身ストーリーって実はあまり出てこないんですよね。
どうしても私のような積み上げ型とは逆の「とりあえずやってみる」ができる拡散性の人の方が目立つし、かっこよく劇的に変化してるので、積み上げ型の私はこんなんでいいのだろうかって思うこともあります。

私も拡散性を持つ人に憧れもあったけれど、私の分析する弁別性が働いて、「自分には拡散性のやり方は無理だな」ってわかったんです。向かないなって。拡散性のやり方はできないからこそ一つ一つの変化は小さいですがそれを積み重ねて、3年たって振り返ってみたらあの時よりも遠いところに来ていたという感じです。

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Q:ますますこれからの活躍が楽しみな白鳥さんのこれからのことを教えてください。

3年前の講座受講時に仮決定したのは『ワーママでもワーママだからこそ、人生楽しむ』だったんですけど、今はワーママの垣根が外れて来て、『それぞれの才能が循環する社会を作りたい』と思っています。もう少し噛み砕くと、誰も生きにくくない社会にしたいなと思っています。

(2020年3月インタビュー)

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◆白鳥舞さんの著書「戦わないマーケティング」はこちら

◆白鳥さんのインタビューはこちらの動画でもご覧いただけます。


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