生きるって。

生きるとは、死を含めて生きると言うのかもしれない。
生と死がセットで生きるといのかもしれない。
最近、生きるって何なんだろうと唐突に思って考えていた時に浮かんだ。
こういう事をぐるぐる考えていて、気づいた事がある。
人は、死にたがっているのかもしれないと。
当たり前のように、この毎日は、いつまでも続くと惰性で過ごしている日々。
きっと、明日死にます。あと1か月で死にます。あと１年で死にます。と言われたら、ほとんどの人は、
その後、これまでと違う過ごし方をするのではないかと思う。
なかには、日々後悔なく生きて来られた人、今更何が出来るんだと、今までと変わらない過ごし方の人もいるだろう。
私は、前者だ。
私の人生、あと１年だったら？残りが決まっていても、今の仕事している？今の過ごし方している？と、もう何年も前から問いながら生きている。
その都度、その答えは「NO」だ。
それなのに、生き方を改めないとは、どうしようもないな。
人生捨てているな。
と、思いつつ、モヤモヤ、イライラするのに、勇気が出ない。
ずっと前は、嫌なら辞める！やりたいならやる！が出来ていたのに、、、。
何なんだろう。
昔は、生意気だったり、世間知らずで、転びまくって挫折ばかり傷付きまくっていた気がするけれど、今となっては、その頃の方が遙かに前進している人生だった。
切り開いているというか、自分のストーリーが出来てるというのか、表現が分からない。
けれど、今現在、毎日毎日同じことの繰り返しの停滞した人生よりは、辛い事の方が多かったけれど充実していたのかもしれない。
本当に不思議。
人間は、不自由を楽しむ為に、この世界に身体という行動しにくい制限を付けて産まれてくると言うが、本当だなぁ、、、と思った。
実際にこうして、辛い事の方が多かったけれど充実していたと書いているわけだし。
きっと、良い事だけだと、その良い事は本当に良い事なのか、どのくらい良い事なのか、比べるもの、対象がないとわからないからなんだろうと思う。
全ては、陰陽というが、当時は全くわからなかったこの陰陽も今ではだいぶ分かるようになった。
全ては陰陽だから、悪い事の裏には良い事が隠れているよ。
そういうものだから。
全て良い事と悪い事はセットだから。
と、言われても「？？？？？意味わからない。」と、不貞腐れていたものだ。
歳を重ねると、分かる事が増えて来る。それが良い事だと思う。
でも、分かるから行動が鈍く、、、動けなくなってくる事もある。
、、、、言い訳か。
私は、以前のように、やりたい事をさっさとやり、嫌な事はさっさとやめてしまう。
破天荒とも言われても仕方ない私に戻りたい。
だから必ず、以前のように、やりたい事は悔いが残らないように私になる！！！！
この意志を記録しておきたかった。
ここに書いていた事を数年間、ふとした時にずーっと考えている。
ここ最近は、ほとんど毎日思う。
今、２度と戻らない大切な時間を毎日捨てるように過ごしている確信があるからだ。
だけど、今日、余命２カ月と宣告されて復活した男の子の話の本を手に取り、最初の数ページで、このままじゃいけない。
必要以上に死を意識する必要はないが、ちゃんと生きよう。
後悔少ない生き方に、絶対にシフトすると強く思ったから、そう思った日と、そういう事を考えていたんだなとわかる記録を残して置きたいと思い、書いた。

最後に「生きる」について改めて。
生と死はセット。死を含めて生きる。
が、「生きる」と、私は思う。
そして、人はみな死にたがっているのではと思う。
死にたくない！と言いつつ、
じゃあ、いつまでも元気で、体力的にも精神的にも健康で永遠に生きていられますよ！！！！と、言われたら、実際にそんな人生が手に入ったら、永遠に生きていいたいだろうか？
私は、「NO」だ。
例え、お金もたくさんあって、何不自由ない暮らしだったとしても、永遠に生きるのはいいや、、、一旦一区切り、、、と、思う。
実際に、全てを手に入れられる財を手にした事があるわけではないからわからないけれど、、、もしかしたら変わるかもしれないけれど。
でも、こうして考えを書いていて、今、初めて思った。
もしかしたら、満たされる程、何不自由ない、莫大な財を成した方が、今以上に永遠に生きるのは御免だと思うのかもしれない。
という事から、人は、なんだかんだ死にたがってもいる生き物なのかもしれないと思うこの頃だった。

やはり、全ては陰陽だ。
永遠に生きるのは、嫌だ。
だけど、あと１年等、残りの余命を言われても嫌だ。
必要以上に終わりを考える事はないが、バランスよく思考して、今出来る事、今したい事を悔いなく体験して、今回の人生を豊かにしたい。
だから豊にする。
今、ここから。