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【幼稚園】「園だより」も大切なコミュニケーション

SNSやメールなど出来事を伝える手段は沢山ありますが、手書きのお手紙も良いですよね。
私は、急いで伝えたい時や、写真で伝えたい時はSNSやメールを選択し、直接会って渡したい時や少し余裕がある時は手書きを選択することが多いです。

季節や用途に合わせた便箋や切手、筆記用具を集めることも楽しみのひとつ。
自分のわくわくとして「手書きのお便り」も大切なツールです。

幼稚園の先生のお仕事のひとつに「園だより」があります。
以前、先輩の先生から「幼稚園の先生になると、大体の職種を経験できるよ」と伺ったことがありましたが、まさに。

園だよりは書く内容や構成を考えて、実際に文章を書いていく…
幼稚園の先生って本当に「何でも屋さん」です。

国語が苦手な私にとっては労力のいる業務でしたが、
大切な「親御様とのコミュニケーションツール」として活用をしていました。
園だよりで工夫していたことを少し書きたいと思います。


幼稚園の降園時「今日何したの?」「楽しかった?」という会話が親子で交わされることも多いかと思います。

お子様伝いに「今日園で何をしたか」は親御様へ伝わっていきますが、「どのような意図でその活動をしたか?」を伝える機会は少ないので、「何でその活動したのだろう?」と疑問が生じたり、憶測が生まれてしまうこともあるかと思います。

「お子様の成長」を願うのは、先生も親御様も同じ。
双方の思いを伝え合い、良いコミュニケーションを取ることは大切なことだと思っています。

活動報告をする際に大切にしていた3つのこと

  • なせその活動を行ったのか?【目的】

  • その活動はどうだったか?【内容】

  • 今後はこんな事につなげていきたい【展望】


例えば「ダンボールの家」のコーナー設定の活動について書いてみると、こんな感じです。全体に活動の目的や今後の展望を伝えておくことで、個別でお話する時にもより状況が伝わりやすくなるかと思います。

園だよりにできること

幼稚園の先生は、1日に複数のお子様を同時に見ています。
私は子育ての経験はないですが、「“一度に複数のお子様を見ている“自信は持ってね」と先輩に頂いた言葉を大事にしながら働いてきました。

その年齢のお子様はどんな発達段階なのか?を伝えていくことも、「先生」ができる大切な発信だと思います。

親御様は「うちの子の様子は大丈夫かな?」と周囲に比較が少ない分不安が大きくなったり、目標が高くなることもあるかと思います。
そんな時に園だよりなどで伝えるクラスの様子は、同年齢を知る大切な情報源です。

先生、御御様みんなで「お子様」を見ていくためのコミュニケーションツールとして、「園だより」を活用していけると良いですね。

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