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偏見と先入観

好奇心と冒険心。
様々な事に興味を持ち経験をする事は生きている上で知識となり私たちの生活に役立てる為、非常に有益な事です。
何か新しい事を始める時、やはり感情の先頭を陣取るのは"不安"や"緊張"ですよね。
しかしそこで尻込みしてしまうと、何も始まりませんし、何も変わりません。

【◯◯はこうだからこうでなくてはならない。】
【◯◯はこうだからダメだ】

こういった先入観や偏見は自身の視野を非常に狭めてしまいます。視野が狭くなったからこそ見えてくる答えなどもありますが、まず最初は柔軟に対応できるように視野は広くしといたほうが良いと考えます。

私の体験談だと、少し前に私は"バンドマン"から"シンガーソングライター"に転身致しました。
「何が違うの?」とツッコまれてしまうと
私「いやー、何なんでしょうねー。1人でやってることですかねぇ?」
くらい語彙を感じれない答えが出ます。笑
しかし私は正直なところ、"シンガーソングライター"と言うものに偏見を持っていました。
【アコースティックギターでラブバラードを歌う人たち】
こんなところでしょうか。
「そんなのパンクじゃねぇぜっ!」
みたいなパンク精神が私の邪魔をしていたんだと思います。
しかし、自分ひとりで楽曲を制作し、発信する事。例えそれがどんなジャンルの音楽であれ、それは"シンガーソングライター"と呼べるのではないのだろうかと、ある日突然視野が広がりました。
そんな私にきっかけを与えてくれたのは
Hi-Standardの横山健さんのソロプロジェクトである【Ken Yokoyama】でした。
知らない方はチェックしてみてください。
カッコいいですよ!
さて、そんな視野の変化をふまえて…


先日Twitterの方でこんな呟きを見つけました。

【私の妻は家事に育児に忙しそうにしていて
「大変だ」と毎日言っている。わかってるよ大変なのは。感謝もしてる。だからいつもありがとうって言ってるでしょ。 なのに「大変だ」と言うのは口癖なのかな。】

このような内容でした。
コメントしようにも、価値観が違うと感情を逆撫でてしまう様な気もしますし、無駄に事を荒立てる必要もないと判断したのでスルーさせて頂きました。が、頭の中に何かしこりの様な物が残っている様な感覚。スッキリしません。
なので記事にしようと、他の記事を一旦置いて、この記事を書いています。

やはり、私の頭の中でもある程度は
【女性が家事をやって、男性が外へ働きに出る。】
という概念があります。
しかし、こんなのもう流行らないですよね。
ナウくないです。笑

私情ですが、今現在は妻の懐妊が発覚した為、私が全て家事をやっていますが、毎日のルーティンとして生活に組み込んでしまえば不思議と苦ではなく、むしろ楽しさと使命感さえ芽生えています。

しかし世の中の考えは、女性が家を守り男性が仕事で外に出ると言う文化が古い、というのは皆さん頭では理解しているとは思いますが、実際のところある程度はまだこの文化は根強く残っています。
例えば、旦那が家事育児を全てやっていたら世間体と言う観点から見たらどうでしょうか。
やはり「あそこの奥さん、旦那に全部任せっきりで何もしてないのよぉ〜信じられる?」と井戸端会議の議題に登ってしまうかもしれません。
まぁ周りの意見なんか気にせず我が道を進むのであれば問題はないのですが、お子さんがいる世帯ではどうでしょう?
変な噂が足枷となり、お子さんの肩身を狭め兼ねません。
しかし、こういった風評を広げてしまうのは、間違いないなく古い考え、つまり私たちの人生の先輩方にあたる訳なので、近所関係で古くからあるコミュニティで平和に生きていくのであればある程度は従わなければなりません。

郷に入れば郷に従え

ですね。

私の母親と話していても良く話題にでるのですが、私が子供の頃は保育園に預けると言うことが今よりも気軽ではなかったと聞きます。
つまり、共働き世帯というものが今よりも少なく女性の専業主婦率は高かったことが伺えます。
昨今では共働き世帯というのはいわゆる"普通"になり保育園に預けると言うことが異端である印象は一切受けません。

私が思うに、上記したTwitterの呟きに関しては
少し夫婦バランスが良くないと考えました。
奥様が働きに出ているのか、専業主婦なのかは文面だけではわかりませんが…ちょいと私は世の中の旦那様に問いたいことがあります。

自分の身の回りの世話くらい自分でしたら?

ということ。
結婚したからといって、その自給自足が無くなる訳ではないと私は考えます。
でもやってもらうと、とても自身の生活は楽になります。
しかしその

"やってくれる"

が慢性的になってしまうと、上記Twitterの主様の意見になってしまうと考えます。
要するに感謝しているが、そのルーティンに慣れ過ぎてしまい感謝の気持ちも比例してテンプレート化してしまっているのではないかと。

これが私の答えかもしれません。

私の闇みたいなことを言うと、あまり人を信頼できない体質なので、

"文句言われるくらいならば全て自分の責任でやりたい。"

これが今現在の行動の理由でもあります。


「言うてあんた家事ったってゴミ捨てしてるだけじゃないのー?」

こんな意見もあるかもしれませんよね。
一応書いておきますと、私は仕事をしながら毎日、家族の弁当作りから朝食、夕食、洗濯にゴミ出し、休日は掃除とマジで全般やっています。
逆に、嫁さんゴミ捨てにも見向きしてくれません。爆笑
仕事もかなり忙しく肉体労働も強いられる職場です。
そんな環境でもやろうと思えば出来るんですよ。
だって家族の為ですもの。なんの不満もありません。

「あー俺、良い旦那してんなー」
と一服しながら自画自賛してるのが気持ち良い感じになっている気持ち悪い旦那ですが、それで妻が楽できるのならば安いものです。笑

今回は主に夫婦間のお話になってしまいました。
タイトルに書いた題に関しては少しゴールがずれてしまった感が否めませんが…泣

つまり、些細な偏見と先入観はいずれ厄介な題材を連れてきます。
ビジネスに関しても例外なく、一方通行な考えが人生の取りこぼしになり得ると言う事です。
夫婦間に関しても、あなたが考えている"普通"は奥さんからすると"異常"なのかもしれません。
逆に、あなたが考えている"理想"は旦那さんにとって"地獄"になるのかもしれません。
そういった時は落ち着いて、手を取り合って話し合いをしてみましょう。
答えはでますよ。
だって一度は未来を誓い合った夫婦なんですから。
そんな時は出会った頃の写真でも見返すと良いかもしれませんね。

今回はこの辺で。

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