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入園グッズを手作りした話③このあと絶望します


↑の続きです。



完成はしたけれど??

慣れないミシンと度重なる偏頭痛、寒さでメンタルもやられること約10日(たぶん)。


ついにレッスンバッグが完成しました。



なんとか形になったことが本当にうれしくて、感動しました。


ただ、

裏返した状態


端がケバケバになってしまいました。


おかしいな、と思ったのですが、私はあることに気づきました。


説明書には、①先に縦を縫い合わせ、そのあとに②持ち手を付けつつ横を縫うという風に書いていたのですが、


私は「袋状にしてから持ち手をつけるのって面倒くさくね?」と思い、先に横(上の部分)を縫ってしまったのです。


なんでこの順番になっているのか、作っている最中には全くわかりませんでした…


説明書ってしっかり守ったほうがいいんだな、と思いました。

(もともと説明書はあまり読まないタイプ)


というわけで原因はわかったものの、直すのはめちゃくちゃ面倒です。


きっと、上手い人なら必要最低限のところだけ糸をほどいて縫い直すのでしょうけど、私は結構な範囲をほどいてやり直さないと無理です。


ピアノの演奏でいえば、途中で間違ったらそこで止まってしまうのか、ミスをミスと思わせないように取り繕って弾き続けるかの違いです。


私はとりあえずこのままにして、どうしても気になる場合は

布用の接着剤で固めてしまえ、と思いました。


この時の私は、まだ何とかなると思っていました。



なぜか縮んでいく巾着


次に私は、巾着類の制作に取り掛かりました。


しかし、なんだかとっても形がいびつになっていくのです。

そもそも、最初の裁断を雑にしてしまったので、端がガタガタです。


そのあとの端の処理も「ダーっと縫えばいいんでしょ」とテキトーにやってしまったので、まっすぐ縫えていなかったり、ところどころ布がよれたりしています。


私は、裁断の跡も端の処理の跡も完成した時には見えないわけだし、たとえ端っこがガタガタでもその内側をきれいに縫えば問題ないと思ったのですが、そんなわけありませんでした…


今こうやって書いてて、自分で本当にバカだと思います。


雑にスタートしてからきれいに縫うなんて、素人には無理なのです。


いや、そもそもプロはそういう細部こそ大切にしているのではないでしょうか。



私もピアノだったら、今も必要に応じて初歩的な基礎練をしたり、メトロノームでテンポを確認したりします。


あえて例として書きましたが、これはわざわざ人に言うことではないし、大切な工程かどうかなんて考えず、当たり前に行うことです。


それと同じことですよね。


ピアノだったらわかるんだけどさ…


ミシンはわからないよ。


ミシン素人の私は、無理やり作業を進めるしかありませんでした。


あっ、無理なんだ


強行突破して縫った巾着は、なんかだいぶ小さくなってしまいました。


メジャーで測ってみると、縦の長さが足りません。


困った私は、紐を通す部分を狭くして縫いました。


そしたら「紐、入んなくね?」という感じになってしまいました。


しかも、最初のレッスンバッグよろしく、紐の入り口はどう処理したらいいのか…



レッスンバッグは厚めのキルティング生地だし、紐を通さないからここがケバケバしててもいいかもしれないけど(※決して良くはない)、紐を出し入れする部分がこんなにもボロボロなのはさすがにやばいです。


ここまで縫ってしまってからでは、もうどうしたらいいかわかりません。


ていうか…



もう無理だ。無理なんだ。


これ以上作業を進めても、十分なものはできない。


このまま作り続けるのはやめたほうがいい、と私は判断しました。


素人の限界でした。

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