頭の上には、いつも虹 【息子の発言】
息子・つよちは現在、2歳2ヶ月です。
少し前から、上を見て指をさし「虹が出てるねぇ」と言うようになりました。
家の中で。
指をさしているのは、もちろん部屋の天井です。
自宅では虹の話をした覚えがないので、保育所で教わってきたのだと思います。
どんな教わり方をしたのかわかりませんが、きっと「虹はきれいなもの」「虹が出るのは良いこと」って言われているはずです。
ある日、いつものように何の脈絡もなく「虹が出てるねぇ」と自宅の天井を指差した息子を見て、夫が
「つよちゃんの上には、いつも虹がかかっているね」
と言いました。
それを聞いた私は、何その純粋な世界…!!!と思いました。
私も虹を見たら、「キレイだなぁ」とは思いますが、同時に
「臨時収入があるかも!」
などと、意地汚いことも考えてしまいます。
でも、息子は単純に虹が出ることや、虹がキレイだということを楽しんでいる…
なんだか、私は自分が恥ずかしくなりました。
下心を持たないようにしようとまでは思いませんが、もっと純粋に目の前のことを楽しんだり、自分が好きだと思えることや美しい・きれいだと思えるものを大切にしたりしようと反省しました。
余談ですが、息子はテレビで天気予報を見ると、必ず「雨降るねぇ」と言います。
晴れや曇りの予報でも、です。
だから最初は、テレビから目を離している時に息子が「雨降るねぇ」と言い、驚いてテレビに目を向けると週間天気予報が全部晴れだった、ということもありました。
たぶん、私や祖父母が天気予報を見て「明日、雨か〜」と言ったのが、息子には印象的だったんだと思います。
「明日晴れるんだー!」も同じくらい言っている気がするのですが、やはりネガティブなことの方が印象に残りやすいのは大人も子どもも同じなのでしょうか…
息子の天気予報は、いつになったら晴れるのでしょう。
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