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続・気付かれない綿菓子【育児】


この記事の続きを書いていなかったので、書きます。


説明が面倒なので、まず↑の記事を読んでください…


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結局、何日たっても息子はテーブルに置かれた「わたがし」をスルーし続けました。


ある時なんか、DVDを観ながらその辺にあったペンで「わたがし」の袋をバシバシと叩いていました。


なので、私はついに痺れを切らして「それ、なんだか知ってるの?」と息子に聞きました。


息子は「知ってるよ!わたがしだよ」と、"何を今さら"みたいな感じで答えました。


あまりに堂々としているので、私は「じゃあ"わたがし"って何?」と、突っ込んだ質問をしてみました。



すると息子は「知らない…」と言って、うつむいてしまいました。


え、知らないの…( ;´Д`)



そこで私が「わたがしって、わたあめのことだよ」と伝えると、

「えっ!?」と、息子の目が急に輝きました。


彼はわたがし=わたあめだということを、本当に本当に知らなかったようです。


「食べてみようか」と提案すると、大喜びでした。


そしてこれ以上ないというくらいの満面の笑みで"わたがし"を食べたのでした。


私も一緒に食べてみたら、砂糖の甘さと口の中で溶ける感じがとても懐かしくて、すごく美味しいなぁと思いました。


ちなみに息子が"わたがし"をわたあめ"と同じものだと思わなかった件ですが、彼はひらがなが読めるようになってから、

「くじ引きの"くじ"と、くじらの"くじ"は同じだねぇ」みたいに、同じ文字が使われている言葉を見つけて喜んでいることがよくあるのです。


だから私は「わたがしの''わた"とわたあめの"わた"って同じじゃない?」って言うのかと思ったんですけど…


全てがそういう発想になるわけではないらしいですね。


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わたがしを食べたあと、私が息子に「これは◯◯(店名)に売ってるから、また買ってこようね」と言うと、息子は


「ぼく、棒がついてるやつがいい」と言いました。


そう、息子の憧れは串に刺さってふわふわしている、お祭りのわたあめなのです。


前回の記事にも書きましたが、あるお祭りのチラシに「わたあめ」と書いてあったのに、当日行ったらわたあめが売ってなかったということがあり…


それから"お祭りのわたあめ"を買う機会をずっと探しています。


次回、また別のお祭りでわたあめを探した話を書きます。

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