入園グッズを手作りした話⑤・終わりはいつか来る
↑の続きです。
無駄に失敗したわけではない、と思いたい
私は新しく布を買い、全て一から入園グッズを作り直しました。
前回の反省を生かし、裁断の段階から丁寧に行いました。
他にも、一度ある程度のところまでやってみたことで、自分の何が良くなかったか、どうすれば良かったのかが分かった点がいくつもありました。
だから前回よりは上手くできるはず…
お世話になったYouTubeを紹介します
ちなみに2回目の制作に入る前、ネットで作り方のコツを調べていたら、わかりやすい動画を見つけました。
とても参考になったので、リンクを貼らせていただきます。
この動画で"袋縫い"という方法があることを知り、実際にやってみましたがとても楽でした。
袋縫いが何なのかは、言葉で説明するのが面倒というか上手くできる自信がないので、動画を観てください…
袋縫いは通常より縫いしろを多めに取らないといけないので、そこは大変かもしれませんが、個人的には裁断した端の処理をせずに済むのが本当に楽で、全然気になりませんでした。
比較画像を載せます。
レッスンバッグの裏面、1回目と2回目ではこんなに違います。
ちなみに、2回目のほうがいくらかまっすぐ縫えるようになりました。
ミシンのトラブルも減ったし、何より偏頭痛が起きなくなりました。
慣れってこういうことですね。
そして1週間くらいで、私は計6個のバッグと巾着を完成させることができたのです。
終わりはいつか来るというけど、本当に来た
全て終わった時は、達成感というよりも「あ〜疲れた…」という感じで、あまり感動に浸ることはできませんでした。
頑張ってやり直しても、やっぱり上手くいかなかったところがあったからです。
巾着の紐を通すところは前回よりマシなものの、どうしてもきれいにはできませんでした。
この部分を縫うのってかなり最後の方だったのですが、
面倒くさくて参考動画を見返すことはしませんでした。
作り始める前に観た記憶だけが頼りでした…
観ろよ!!!って話なのですが、やっぱり作る数が多いので、手を止めて動画を観ることに労力を注げなかったのです。
これが一つだけとかだったら、もっと余裕を持って丁寧に取り組めたはずなんですよ…
ピアノの演奏に置き換えて考えれば、短い期間で10曲くらい練習してくださいって言われても「あ、ハイ」つって練習して、曲の分析とかも怠りません。
でもミシンは素人だから、そこまでのバイタリティがないのです。
やっていくうちにどんどんやっつけ仕事になっていって、もう形になればいいやとしか…
_:(´ཀ`」 ∠):
だから、一応形にはなったけども、もしかしたら卒園までの間に壊れるかもしれません。
そうなったら、もう買い直しでいいです…
実は完成間近になってから西松屋に行ったら、普通に家庭で作るようなレッスンバッグとか上靴入れとかがいっぱい売ってたんです。
しかも全部同じ柄で揃えられるようにもなっていて、こんなに簡単に手に入るんだ、と思いました。
さらにはそのあと百均に行ったら、そこでもキルティング素材のレッスンバッグが売ってたし…
本当にこだわりがなければ、もはや代行サービスも必要ないようです。
(※代行サービスは自治体のシルバー人材で行っているケースもあり、そういうのはとても良いことだと思うので、サービス自体を否定するつもりはないです)
まぁ、私は最初から自分で作りたかったんだから後悔はないし、むしろ「壊れてもすぐ買えるんだぁ」と安心しました。
結論:頑張って作ってよかった
今回、息子の入園グッズを作ってみて、苦労はしたけどたくさん勉強になりました。
バッグの持ち手の縫い付け方とか、マチの作り方とか、「こうやってやるんだ〜!」と驚きました。
これで、このあとも時々ミシンで何か作るのを続けていけば、腕が少しずつ上がっていくんだと思います。
そう…練習を積めば…
ずっと前にピアノを習ってくださった年配の方で、「自転車は一度乗れたらずっと乗れるのに、どうしてピアノは弾かないでいるとできなくなるんですか!」って何度も言う人がいましたが、今の私もミシンに対して同じことを思っています。
入園グッズが完成した直後は、「もうやりたくねぇ」と思いました。
自分の苦手な寒い季節に、偏頭痛に悩まされながら取り組んだことで、このままトラウマになるかもしれないとさえ思いました。
でもこの前、ふと思い立ち、完成しなかった上靴入れをリメイクして私のiPad入れを縫ってみました。
iファスナーもボタンも何もつけていないですが、以前から外に持ち出す時にバッグの中で保護できる最低限のものが欲しいと思っていたので、とりあえずこれでOKです。
テキトーに作ったので、細部はやはり雑になってしまいました。
でも、これを作ってみたら、「自分の好きな柄の布を買ってまた何か縫ってみたいな」と思いました。
それに、作っている間とても楽しかったのです。
決して上手ではないけど、やはり私は裁縫が好きなのだと思います。
息子用に買った布はまだ余っているし、完成しなかった巾着もまだそのまま残っているので、まずはその布で何か作ってみたいです。
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