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産業まつり(学校紹介編②)

いつも本校のnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回は、産業まつりで紹介されて学校紹介②として工業校舎の学科紹介をします。


9月30日(土)~10月1日(日)に宮古市シーアリーナで行われた宮古市産業祭に本校商業校舎の有志の生徒が参加したのでその様子と合わせて紹介します。
今回は、工業校舎の学科紹介を中心に紹介します。

機械システム科
電気システム科

※写真については全員に掲載許可を取り承諾を得ています。




工業校舎の説明をする生徒


1 機械システム科


(1)機械システム科
  学校設立とともに設置された伝統ある工業の基幹学科としての機械科の  
 学習に建築設備分野の空調・衛生設備の学習を組み入れ、
 機械設備系の人材育成を目的としています。

(2)学習の流れ
  3次元CADを含めた機械製図・空調・給排水設備、CAD製図、機械工作
 機械設計などの基本的な内容を学習します。
  また、ものづくりの基本である工作機械の操作法、溶接、鋳造による製作法、計測器を使った計測技術、数値制御によるマシニングセンタなどの実践的な内容を学習します。
 また、2年生になると設備計画から住環境の快適な居住空間について学び、3年生では各自の興味・関心に基づく研究テーマ等を設定し、課題解決に向けてグループワーク活動を行い学年末にその取り組み状況・研究成果を発表しています。
 卒業後の進路は、身に付けたものをづくりの知識・技術を活かし、幅広い分野への就職や、更に専門技術を高める為に大学などに進学します。

溶接 - YouTube

鋳造 - YouTube

旋盤 - YouTube


2 電気システム科

(1)電気システム科
 日本の経済を支える自動車産業は、大きな転機を迎えています。それは、
「電気自動車」の導入や、交通事故ゼロを目指す「自動運転システム」の導入です。また、家庭にもスマートホームが導入されつつあり、家電の自動制御やセキュリティーなどにも導入が身近になってきています。
 これらの技術を支える分野のひとつが、

「電気工学、電子工学」です。


このような近未来を、構築するためのインフラ整備には、最近話題の「AI」や「ロボット」では対応出来ないとされ、人の力が必要とされています。
電気システム科では、そのような未来の世界をつくる技術者の育成を目指します。

(2)学習の流れ
 -電気システム科で学ぶ三つの柱ー
 ●電気をつくり、配る技術
 大量の電気をつくり(発電
→効率よく消費地まで送り(送電
→各事業者や家庭へ配る(配電
技術を学習します。また、地球温暖化対策として注目されている自然エネルギーを利用した発電分野などについても学習します。

電気エネルギーを変換する技術
電気を動力(モータ)や光、熱に変換する仕組み、電子の持っている性質を利用した半導体素子(トランジスタやICなど)、電気を電波や電気信号に変える通信技術、機械を制御する装置の回路設計や製作技術などを学習します。

電気を利用する技術
マイコンなどの電子回路設計の基礎やロボットを制御する技術について学習します。ハードウェアの仕組みやソフトウェア(プログラミング)の活用方法、また工業技術者として必要なコンピュータの操作(3DCAD)なども学習します。

(3)卒業後の進路
 卒業後は、この宮古地域をはじめ、全国各地で日本の産業を支える人材として活躍しています。
 電力会社や電気工事関連、電気、電子機器製造、エレベータなどの保守点検業務や制御システムの構築など、様々な分野で活躍できます。
 進学先は、
 岩手大学・八戸工業大学・東北工業大学・東北学院大学・神奈川工科大学などにも進学出来ます。


 体験入学半田付け - YouTube

宮 - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=RlGYK7DiI5w


最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はステージでの学校紹介の他に地元企業の「西野屋」さんとコラボしたパン販売も実施しました。
※人気のため、2日とも午前中で完売となりました。
10月22日は商工祭があります。
ぜひお越し下さい。



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