原点回帰
介護施設の現場職員はとにかく忙しい。
“きつい・きたない・給料が安い”がダイレクトにのしかかって来る。
ここで原点回帰という言葉を使わせていただきたい。忙しいからといって、慣れ親しんだ現状に甘えていては、いつまで経っても仕事は楽にならないし、給料も上がらない。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、よく耳にする言葉となったエッセンシャルワーカーの作業のうち、本当に必要な作業は現在よりももっと少なくできるはず。
すでにAIを使ってX線やMRI画像を分析し、ガン判定するサービスはありますよね。
私たちの職場に置き換えると、「直接支援」を行う業務と、直接身体介護を伴わない「間接支援」的な業務を区分し「ルーティン(マニュアル)」業務と、経験と理解力・応用力が求められる「ナレッジ」業務を区分し、担当者を整理すること=パートタイマーの活用。
ルーティン業務の効率と精度を上げることができるはずです。
また、トヨタ式のタイムスタディを行いそれぞれの職員がいつ・どこで・何をしているのか?を細かく調査し基本的な定量化を図ることから始める。
私たちも近代科学技術の恩恵を受けなくても、出来ることは沢山あります。受けるに越したことはないですが。
出来るだけ人間が必要ない状況を作り出すことが結果的に利用者様の自立支援と人員比率の向上を望めるのではないでしょうか。
“いわゆる介護職員を自由にする”ということですかね。
そうした流れに抵抗するのも人間ですが😓
現状維持を図ろうとすれば、無駄な作業に人材を供給し続けなければならない。そんなことしてたら給料も上がらないですよね。
私たちの業界で給料を上げようとすれば、税金を使って補助金を導入しなければならない。
介護職員自身が現状維持を望むほど、介護職員の自由はさらに制限されていきませんか。
結局のところきつい労働はゼロには出来ないが、仕組み作り、効率化が進めば単純作業は減り、無駄が少ない仕事の価値は上がる。きついければそれに見合った給料の仕事に変わっていくのではないかなと。
どんなに頑張っても給料が上がらないのなら、そこにいるメリットを考えるべきだと思います。
私は自分のやっている仕事が今よりもっと楽にならないか常に考えています。
私がいなくなってロボット🤖を入れた方が効率化できると気づくまで。
現場の問題は現場が一番理解しているから声を上げるべき。
内輪で終わらせない。
読んでいただきありがとうございました😊
そもそも原点回帰の使い方合ってるかな?😅