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ペグが無くなる 7

新しいペグに付け替わった。
ペグってなに?弦楽器の頭についてる弦を巻き上げ、音程を合わせるためのパーツの事。
わたしのは、エレキアップライトベースのペグの話。


魔法がかかった

6からのつづきです。わたしの五十肩からの肘の痛みと手指の強張りの治療の話。

ペインクリニックに行ってきた。「ブロック注射」とやらを受けにである。知人の口からそんなキーワードをチラホラ聞いていたけれど、なんとなくその言葉の響きからか、ピンときていなかったのだが、最近になって「ペインクリニック」と聞き「ペイン?」と、ピピピと来たので飛び込んでみたら、不思議なぐらい指の強張りが軽減した。「狐につままれた」ような、行く前と比べる50%ほど楽になった感じだ。100%とはいかないが。先生が「魔法じゃないからね」と言った。「そうですよね」と返した。肘の痛みも少し楽になったが、こちらは30%ぐらい。でも内側への捻りも前よりも角度が変わった。

早よ行きゃよかった。

原因は首だった。最初に先生が手の動き具合を確認し、手指のしびれもある事から、頚椎が原因の可能性が高いと、首のレントゲンをとって確定。一部神経を圧迫していると思われる箇所がある。いったいどこでどうつながってるやら、人体の不思議の見本のよう。「頚椎の所見」は、整形外科でも言われていた事だから、「やっぱりそうか」と思ったが、首への注射とかでこんなにもすぐに手指が楽になるとは。一気に希望の光が射してきた。やっぱり魔法がかかったに違いない。
ちなみにわたしは比較的注射には強いほうだと思うが、無理な人にはこれは無理そうだ。
病院から帰ってきてなんだかとても疲れたのか気持ちが楽になったのか、眠り続けてしまった。経過観察しながら、しばらく通院することにした。
診てもらってわかったことがもうひとつ。左手と比べて、右手の力が60%ぐらいになってるようだ。完全に筋力が落ちている。そりゃそうか、まるまる1年右手をかばって生活してきたのだから。と、言うことで腕の筋トレ追加。ハイ、速攻筋肉痛。

すっかり、わたしの治療の話で進んでしまいましたが、なにかの参考になれば幸いです。

しかし病院って面倒くさい。医師に自分しかわらない感覚を言葉にして伝えるとか、話をちゃんと聞いてもらうとか、ってなかなかもどかしい。わたしもなかなかうまくできず、「諦めて任せてみる」こともよくある。
治療の記録は別で続けるかも???しれません。

クリニックには「痛み」を抱えた人が沢山訪れていて、あゝそうなんやなぁと。看護師さんとある患者さんの会話「うまく付き合っていくしかないんですよね」、ほんとそうなんですよね。

それにしても有難いなぁ。このアップライトベースの復活のおかげで、わたしの手までよくなっていく。ヒントやチカラをくれた沢山の人に本当に感謝したいと思う。


きっと弾けるようになる、
そんなたいそうな、
そう願う。

“ あまり背負わせたくないが、このエレキアップライトベースは、たとえ安価であったとしても、「大切に次に繋げていくものとしての使命」を奇跡的に持ったのかもしれない。”


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