見出し画像

神の出づる場所

「神の出づる場所」

画像1

境内の急勾配の石段を登ると本殿がみえる。なぜここが急勾配かと言うと、その昔はそこまで海だったからなのだとか。すなわち断崖絶壁。昔は海だったのだと思うと、そこからの景色は不思議でならない。昔は海の生物が暮らしていて、今は人間の暮らしがそこにあるわけだから。


「森羅万象」

引用

神道は「良いものは良い」という非常におおらかな考え方のもとに成立しました。そのため、神道には決まった教えが存在していません。神道の考え方は、森羅万象、すべてのものに神様が宿るということです。大自然そのものに神が宿るということになります。前述の通り、神社は神道に通じ、大自然を崇拝の対象としています。海には海の、山には山の、畑には畑の神様がいるということです。大自然の中で感じ取れるものを敬うのが神道であり、同時に神社の崇拝対象になります。
また、神道では人間も自然の一部であるという考えのもと、自然は人間が征服するものではなく共存するもの、敬服するものとして存在しています。


「生まれ出づる悩み」

有島武郎と言えばこれ。
私は「有島武郎」と言う名前を、映画「華の乱」で強く記憶している。なぜなら演じたのが、松田優作だったからだ。作家を演じたのは珍しく思うが、凄くカッコよかった。主役の与謝野晶子は、吉永小百合。この配役の組合せは異色であった。なんだろう、ただ私が無知なだけで、当時の私が知るところの範疇では、重なる輪っかがないように感じたからか、同じ役者でも違う場所にいるような、とでも言うか、もう一度映画を観てみるとわかるのかもしれないが、いまは深く考え尽くすのではなく、もう少しそのままにしておきたい、そんな気分だ。吉永小百合さんの声がとても好きで、映画の色調は激動。

生まれ出づる悩みのモデルとなった画家は「木田 金次郎」で、有島武郎と親交が深かったそうだ。内容はトント忘れた。この本は今一度読みたい。

▼abrakadabra▼

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?