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ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる(2024年改訂版)


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ミャンマー人女性の未婚率

HPに掲載した「ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる」のエントリの改訂版です。


大和総研グループ~ミャンマー人女性をめぐるトレンド

図1はASEAN諸国の35~39歳の女性の未婚率を示した図です。これによると、2000年の時点でミャンマー人女性の未婚率は18.6%で、タイやフィリピンはおろか、日本やシンガポールよりも高い数値になっています。データは2024年8月現在も更新されていませんが、おそらく未婚率は上がりこそすれ、下がっていることはないでしょう。

未婚率が上昇している理由は、ミャンマーでは女性のほうが男性より勤勉で、学歴においてもキャリアにおいても女性が男性より上になり、釣り合う相手が見つからないことによります。浮きこぼれですね。例えばミャンマーの大学進学率は10%ほどですが、その男女比は3:7、また国家公務員の50%(管理職の40%)、学校の先生の80%、大学の先生の80%、医師の80%が女性の超女性優位社会と言われています。また教育水準が高いほど女性の未婚率は高く、正確なデータはないのですが大卒女性の3分の2が独身と言われています。

ミャンマーの女たちはとてもよく働く。男たちがのんびりとお茶を飲んだりトランプに興じていたりする隣で、女たちが勤勉に働いている光景は、ミャンマーだけではなくタイやベトナムなどの東南アジア諸国に共通して見られるものだ。「男はいざというときに働けばいいのさ(その「いざ」がいつ来るかは知らないけど)」というのが、東南アジア的労働観なのだ。

ミャンマーの働き者の女たち

在日ミャンマー人女性は増加傾向

さらに私が対象とする在日ミャンマー人女性の話をしますと、入管の発表によれば、2023年末の時点の在日ミャンマー人の数は約8万6千人(男女比不明)。ベトナム人の約56万人に比べると、まだまだ少ないですが、増加率は53.9%と在留外国人の中では最大となっています。ミャンマーの政治情勢が改善しない現状、就労・留学などの目的で日本を目指すミャンマー人は今後も増え続けるでしょう。

さらに今年の2月には徴兵制が導入されました。

既に第3陣まで軍事訓練を終了し、戦線に駆り出されているようです。また一部の地域では若干名ながら女性の徴兵も始まっていると報道されています。これにともない、5月には23~32歳の男性の海外就労が禁止となり、今後、来日する実習生・特定技能等のミャンマー人男性は激減するものと思われ、在日ミャンマー人の男女の割合は女性超過になることが予想されます。

ということで、現在、ミャンマー人女性が、在日外国人女性の中でもっとも結婚するチャンスが多いことは間違いありません。裏返せば、ここが最後の砦の1つです。

現実的な配偶者選択を

かといって、よりどりみどりというわけには行かないのは、何度も繰り返しているとおりです。

  1. 技能実習生制度に加えて、2019年に特定技能制度が導入され、以前は技能実習生として最長5年しか日本に滞在できなかったものが、特定技能の最長5年と合わせて、最長10年日本に滞在できるようになった(ただし、新設された育成就労制度では、最長期間が5年→3年に短縮)。

  2. 現在、在日外国人の男女の間に子供が生まれると、特別在留許可が下りて、定住者の在留資格が得られ、週28時間以内の労働制限があるものの、半永久的に日本に滞在できる。

  3. 現在、情勢不安を理由に在日ミャンマー人ほぼ全員に緊急避難措置の特定活動の在留資格が下り、期限未定ながら日本に滞在できる(ただし、ミャンマー人の間では、この在留資格は不安定なものと認識されています)。

以上の理由により、仮に日本人男性と結婚しなくても日本に滞在できる術はいろいろあるので、在留資格または金銭目的で日本人男性との結婚を熱望するミャンマー人女性はあまりいません(1と2は他の外国人女性にも当てはまります)。残念……とお思いになる方もいるかもしれませんが、それは在留資格または金銭目的の結婚というのを軽々しく考えすぎです。配偶者の在留資格を得れば、女性は3年で永住の在留資格と日本国籍を得られ、その後トンズラ、そうでなくても急速に態度が冷たくなるということはありえます。また国際結婚相談所を通して結婚した現地女性が、ほとんど同居せずアルバイトに精を出すという話もよく聞きます。

結婚とは本来愛情と信頼で結びつくものであるはず……ですから在留資格または金銭目的の女性との結婚が、いかにいびつな人間関係なのかいま一度よく考えるべきです。私はこの現状を結婚の適正化と肯定的に捉えています。それでも①年齢差10~15歳くらい②日本人女性相手の婚活より、年収が200万円ほど低くても成婚可③競争率が低いというメリットがあるのは間違いなく、むしろこれを千載一遇の好機を捉えられない男性は、ミャンマー人女性との婚活には向いていません。

ミャンマー人女性との婚活においても、自分の可能性と限界を踏まえて、戦略的・現実的選択をすることが重要です。それができていない婚活は、ツチノコ探しとさして変わらない余興。本気で結婚相手を探したいのであれば、時間とお金の無駄です。↓のポストを繰り返しお読みいただきたいです。

繰り返し読んで腹が立っただけの方は他社をお当たりください。
読んで思い当たる節があり改心された方、もうできているよという方はよろしくお願いいたします。
今回は以上です。

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