#123 森美術館「地球がまわる音を聴く」展に行ってきた
2022.8.26.
オフである。いつもより少し遅く起きた。
今日はとある展覧会に行こうと決めていた。
起きてからのテンションで決行を決め、チケットを購入する。
久しぶりに訪れた六本木は、小花柄のワンピースを着たキラキラ女子が多くて、高そうなカフェやレストランにもたくさん人がいて、一体みんなどうやったらこんな生活を送れるのだろう…平日の昼間よね?と、港区の力を見せつけられた。
さて、肝心の展覧会はというと…感想はこちら↓
カオスな感想の画像で申し訳ないのだが、展示自体がかなりカオスだったので、本当に自分の感情をまとめるとこんな感じになる。
これだから現代アートって!!!
え?これも作品なの?小学生が作ったやつみたい…とか、何を意図してるのかさっぱり分からないものとか、スケールが壮大すぎて狂気の沙汰!とか。
現代アートってそういうものが多い。個人的な見解。「よく分からなかったけどすごかったし面白かった!」というのが毎回の感想のような気がする。
パンデミックという人類の危機の中…抑圧された日々の中だからこそ、新しいものが生まれてくるのかもしれない。
ここでは、新たに生まれたものや、以前作られたものを新たな視点で考えるような形で、十数名のアーティストの作品が飾られている。
視覚だけでなく匂いや音も交えて…「生きる」とか「命」とか、「憤り」などの負の感情とか、そういったものが足元からじわじわと染み込んでくるような感覚に陥った。
魂、吸い取られそうだったわ!
撮影可のものをいくつかご紹介↓
ネタバレしたくない方はここまでで。
この他に印象的だったのは、DVに関する展示。被害者や加害者のインタビューも流れていたし、「家父長制を食べる」という題名の動画では、パンで等身大の人形作って泣きながら食べていたのよ…。。。衝撃。
家の中でお風呂に足沈める動作を、マリアナ海溝の深さになるまでやり続ける動画とか、北極点で自転と逆向きに動く24時間タイムラプスに自作の曲をつけた「地球と一緒に回らなかった日」とか。
催眠術の部屋もあった。あの部屋で本当に催眠術にかかっちゃう人とかいないのかな…。
自分の感性に刺激を与えてほしいと思う人は、ぜひ行ってみていただきたい。
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