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#052 先生がやってみた「けテぶれ」

2022.6.12.
宿題の在り方論争。
これもあるある。

以前勤務校で若手研修の担当をしていたことがあり、
テーマのひとつに
「みなさん、宿題チェックどうしてる?」
というものがあった。
これは若手教員側から「知りたい」と挙がったものである。

若手以外の先生たちから出た言葉は、素早くチェックしたりきめ細かく確認する方法などではなく…
「そもそもどんな意図で宿題を出すか」
という話だった。

授業の復習をさせて定着を図りたいのか
家でも学習する習慣を身につけさせたいのか
提出物の締め切りが守れるようにしたいのか
どんな意図で出すかによってチェックの仕方や厳しさが変わるよねと。

もしかしたら、その意図であれば宿題以外の方法の方がいいこともあるかもしれないし
厳密にチェックした方がいいのかもしれないし。

ただ「宿題ってこういうものだからこれを出しておけばいよねー」と無計画に出すのではダメということだ。


数年前に出会った、けテぶれという宿題の方式がある。「宿題の内容について自分で考えPDCAを回して主体的な学習ができるようにしよう」という考えの宿題の出し方だと認識している。
宿題のやり方指導を通して、勉強の仕方を教えるような意味合いもある。

細かいやり方が気になる人は本を読んでもらえればということで。

最初は漢字ドリルを使って取り組ませるところから始め、慣れてきて最後の方には自由けテぶれをさせたことがあった。(と言っても、自分の評価や価値づけが甘くてこの年は途中からなあなあだった部分があり反省。)

というわけで、子供に混じって自分も↓

まさかの計画が「できるだけ短い時間で、日記をマンガで描けるようにする」という…。

今とやってること全然変わらんやないかーい。

でもこういうのをパパっと描いて学級だよりやら自分の実践記録として役立てたいという思いが、当時からあったんだなぁ(これは1年半前くらいのやつ)と、見返して思った。

1年半前の自分へ。
未来の私はアウトプットを結構頑張ってやっているよ!

#教員エッセイ
#けテぶれ
#先生もけテぶれ

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