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TASTE:担々麺

担々麺を一度好きになってしまったら、逃れることは難しいと思います。
それはきっと、花椒のせいだと思います。花椒の刺激的な香りと痺れが、辣油と胡麻のスープと相まって魅惑的なものになり、人を虜にするのだと思います。

一口に担々麺といってもいくつかのタイプがあり、「汁なし↔︎汁あり」という軸と、「胡麻系↔︎麻辣系」という軸によって、4象限に分類することができます。
第1象限「汁あり&麻辣系」、第2象限「汁なし&麻辣系」、第3象限「汁なし&胡麻系」、第4象限「汁あり&胡麻系」です。

僕は完全に第1象限「汁あり&麻辣系」が好きなので、これからご紹介する担々麺も、基本的にはそのタイプのものになります。ただ、有名なお店だから行ってみようというので第2象限に手を出していることもあります。そこはご愛嬌ということで。それぞれのお店のレビューを書くと長くなるので、基本的には写真だけのご紹介になりますが、思い入れのあるお店や、印象的だったお店の担々麺については、その想いを綴っています。

香家(みなとみらい)

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個人的に担々麺の最高峰です。香家には「赤鬼担々麺」と「青鬼担々麺」がありますが、青鬼が好きです。なぜなら、赤鬼で使われている花椒よりも香りと痺れの強い青山椒が・・・見てください、こんなにもたっぷりと表面を覆っているからです。もちろん、青山椒だけが理由ではありません。麺が細いのです。好みが分かれるところではありますが、麺が太いと麺に意識が向いてしまいます。僕は常に青山椒に意識を向けていたいので、この細麺は最高の組み合わせです。食感も良くて次々と喉に滑り込ませることができます。あとは、余計な食材が入っていないということ。よくあるのが、ナッツや小海老が入っている担々麺。ただ、ナッツを食べると口の中がナッツになるし、小海老を食べても口の中が小海老になるので、ちょっと邪魔されている感じがするんですよね。その点、香家の担々麺は挽肉とネギというシンプルなアレンジなので、邪魔するものがなく、担々麺というものを十分に、真正面から楽しむことができます。50回以上行ってる気がする・・・

成都正宗担々麺 つじ田(小川町)

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成都正宗担々麺。名前がカッコイイですね。麻辣がしっかりと効いて、ナッツが少し入っていますが無駄なものがなくて、とてもクオリティの高い担々麺です。
何というか、とてもバランスが取れている間違いのない一杯、という印象です。

蒼龍唐玉堂(六本木)

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見てくださいこの青山椒。茹で上げた青山椒をそのまま盛り付けたような感じで、香りの爽やかさというか新鮮さが抜群でした。その上にパクチーがのっていて、僕は得意ではないのですけれども、そんなの関係ねぇくらいの青山椒の幸福感がありました。

阿吽(湯島)

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鳴龍(大塚)

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ミシュランで星を獲得したお店らしく、お店の前には長蛇の列。初夏の日差しの中、2時間くらい並んで待った記憶があります。

175℃ DENO 担担麺(西新宿)

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楊2号点(池袋)

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汁なし担々麺が有名なお店ですが、汁ありを注文。小麦の麺に加え、春雨のような透明のツルツルとした麺が入っていたのが印象的でした。

SHIBIRE NOODLES 蝋燭屋(銀座)

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金蠍(神谷町)

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龍の子(原宿)

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ぺんぺん(虎ノ門)

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四川担々麺1841(銀座)

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京紫灯花繚乱(四谷三丁目)

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OKUDO東京(新宿三丁目)

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香氣(学芸大学)

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山椒屋(閉店:新橋)

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タンタンタイガー(蔵前)

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松の樹(川崎)

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匠 - Jang -(横浜駅東口地下街)

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このお店もよく行きます。「麻辣担担麺中盛り1辛で」が口癖です。舌が程良く痺れる麻辣加減と、歯切れの良い麺の食感が印象的な担担麺です。

想吃担担麺(名駅南)

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とり田(博多駅)

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その他

写真は撮らなかったけど、過去にはこんなお店も訪れました。
■中野
・ほおづき
■赤坂
・希須林
・たけくま
・露天(ルーテン)
・メゾンドユーロン
・四川雅園
・うずまき別館
・支那麺はしご
・月居 赤坂
■秋葉原
・雲林坊
■小川町
・辣椒漢
■戸塚
・地獄の担々麺天竜

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