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自分に合った人間関係

人生において「人脈は広い方がいい」と何度も周りから言われ、嫌気が差していた私が救われた一冊の本をご紹介したいと思います。


「君は誰と生きるか」

「君は誰と生きるか」著者 永松茂久 フォレスト出版
この本は作者の永松さんと永松さんの人生の師匠である斎藤一人さんの対話をもとに書かれてある。

大人になるにつれて、何かを始めたいと思った時に一番近くにいた人に
「いろんなところに行っていろんな人に会った方がいいよ」と散々言われてきた。
その時は「そんなの面倒くさいし」とは思っていたものの確かにそうだよなとも思っていた。極度の面倒くさがりなので結局そんなにいろんな人には会いに行ってはいないが・・・。

「人脈を広げろ」と言われる度にできない自分に嫌気がさしていたし、その人はいろんなところに行っていろんな人に会って人脈をどんどん広げていた。そんな人が近くにいるので自分に劣等感を感じる日も少なくなかった。

そんな時本屋でこの本を見つけ、完全にタイトルに惹かれて購入。
いつもなら一冊読むのに3日くらいかかるが、1日で読み切った。それくらい自分にとっては興味深く、心を軽くしてくれた一冊だった。
この本では ”人脈は狭ければ狭いほどいい” と書かれてある。この時点で衝撃だった。今まで言われてきたこととは真逆のことだったからだ。
でもこの言葉だけで心が軽くなった気がした。

ただ、これにはある条件があるらしい。 ”繋がっている人の深さはできるだけ深い方がいい”  ということ。

これ。まさに自分が求めていた人間関係の理想の形だった。
自分が繋がりたい人とだけ、そしてその人とは深く繋がりたい。それ以外の人に割く時間がとてつもなく無駄だと思っていた。

”お金と時間がもったいない”
こうも書かれてあった。本当にその通りだ。会いに行くまで、会っている時間、帰りの時間、行き帰りの交通費、言った先での不要な出費ーー
その全てが無駄だと本気で思う。
その時間とお金があれば会いたい人に会ったり、自分の趣味にお金を使ったりする方が自分の人生をよっぽど豊かにしてくれると思う。

確かにいろんな人に会った方がタメになる話をたくさん聞けるかもしれないし、視野が広がるかもしれないし、自分の将来への投資になるかもしれない。
でも今すべきことは 自分の道を生きていく こと。自分の力でやれることを一生懸命にやる。他力本願にならない。自力の上に他力が乗るらしい。自分の道を生きていけば必ず頂点に辿り着き、そこまでくれば自分が会いに行かなくても自分に会いにきてくれるようになる。
自分もいつかそんな人間になってみたいと思う。


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