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なんで速いの?

自分の走っているところを見ていると

あれ、想像と全然フォーム違う…

って思います。走っているときは腰高で腕も前後に触れていて、脚も良く回転させられているという気持ちですが、いざ見ていると、腰は落ちている、体を捻ってもがいているみたいになっている、地面に這いつくばって走っているというふうに思い描いた走りが全然できてないというふうになってます。
私の場合、特に他の人よりも足が上がらず、あまり浮いてない走りになっているという感じです。跳ねていないからいいというのではなく、地面を擦って走っている感じがします。トップ選手は、跳ねているわけではありませんが、対空時間が長くバネがあるような走りをします。

こんな感じでフォームにコンプレックスを抱えており、次のステップへ行くためにはフォーム改善しないといけないなーと感じています。

でもどうすればいいんだろう?そもそもいいフォームってなんだろう?と考えているうちに

トップ選手はなんで速く走れるんだろう?トップ選手と自分の違いはなんだろう?

と思うようになりました。明らかにトップ選手と私とではフォームは異なり、当然ながら速い選手の方がフォームはきれいです。

でもどの点がいいから速いとか、どの点がダメだから遅いとかをきっちり説明できますかと言われると、それはできません。つまり速く走るためにはどういう分に走らなければいけないかわからないまま走っていることになります。
何も考えないで速く走れていれば、無意識のうちに、道理にかなった動きをできているのでいいと思いますが、残念ながらそんな能力は私にはありません。

ならばしっかり勉強して、やるしかないですね。なんで速い選手と自分はタイムに差があるのか説明できなくては、速くなれっこないです。ましてや大学生から始めた私では、闇雲に練習しても差は縮まりません。

武井壮さんが頭を使ってスポーツしないと時間がもったいないと言っておられましたがその通りだと思います。何も考えないでやっていては、たまたま理に適った動きができている人、やっている年月が長い人が勝ちます。それをひっくり返すのが頭を使ってやることです。

中長距離だったら、いかに少ないエネルギーで前に進むことを考える必要があります。それを理解するためには物理などを使う必要があると武井さんはおっしゃっていました。

たしかに、高校で物理、特に力学をやっていたときはそういうふうに感じました。物体が動くってどういうことか、エネルギーを加えれば、力学的エネルギー保存速から、速度は速くなるとか、高校物理の段階でも陸上に生きてくることってたくさんあるんだなと感じました。

なんでも突き詰めるには、そのことを理解していないと必ずどこかで行き詰まると思います。なぜこういうふうに動かすのか、どうしてこのような動きをする必要があるのかわからなければ上達は遅くなります。

だから走りについて研究してみたいと思いました!

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