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声は波で出来ている

島田由香さんが主催している567abilityで歌の練習に参加しています。今は、水曜と日曜に、ジョンレノンの imagine を練習中です。

歌の先生は山口愛さん。もっと楽に声を出す方法が知りたくて、愛さんとミワチハルさんのVoice基礎講座を受講しました。

おなかや背中、脇腹に手のひらを当てながら深呼吸してみるワーク。
呼吸で体が横にも後ろにもふくらんで動いているなんて、考えたこともなくて、びっくりしました。横隔膜を意識するために、うつぶせになっておなかを床につけて呼吸してみる。自分の体、呼吸、畳のにおい、チハル先生の声に導かれて楽に声が出せるようになってくる。

表向きは、ボイストレーニング
ですが!
歌が上手くなる事はおまけです
「え!😳」
だって声を扱うにはもっと深いとこが大事だから

「声は自分自身」
詰まり、歪み、心の状態、表情
全てが声に出ます。

出典:Voice基礎で伝えているもの

声は波で出来ている。
身体と心の状態が声に乗って外に波紋を広げるように伝わってしまう。
だから、まずは自分に愛を向けていこう。

ついつい忘れがちですが、愛先生とチハル先生の笑顔を思い出せばできそうな気がしてきます。

「この人の声が好きだな」って思う時、耳からだけじゃなくて身体で波を受けて感情がダイレクトに呼び起こされていることがあるのでしょう。

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ふと、思考の整理学の中の一文が思い起こされる。

文章の中のことばとことばが、離れ離れになりながらも、ひと続きになるのは、残像のはたらきであるということに気付いて、長い間のわたくしの疑問は、自分では、一挙に解決したように思った。文章の非連続の連続を支えている、この残像作用のことを、修辞的残像と名づけた。文章上に起っている残像というほどの意である。
外山滋比古. 思考の整理学 (ちくま文庫) (p.63). 筑摩書房. Kindle 版.

ことばがただの音ではなく意味を成すことも、不思議と思えば不思議なことで、つぎつぎに波にのって「ことば」が打ち寄せてくるイメージがふわふわと私のまわりに漂ってきた。

さぁ、とりとめのない話になったので imagine を歌って整えます。



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