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好きなもの、好きなこと

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映画・本・コーヒーなど、好きなものについて綴ったエッセイ
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2024年5月の記事一覧

2巻発売!「君と宇宙を歩くために」は教材であり、精神安定剤であり、もはや友だち

少し前に、偶然、漫画「君と宇宙を歩くために」知って、読んで「全人類に全力でおすすめしたい!」と本気で思った。その気持ちをそのままタイトルにしてアップしたら、Xで拡散していただいたり、noteの注目記事に取り上げていただけたりして、過去一たくさんの方に読んでいただけた。 嬉しいことに、「早速買いました」なんて、言っていただけたりして、微力ながら世界の役に立ったような気持ちに…。作品をお手に取ってくださった方、興味を持ってくださった方、本当にありがとうございます!←念のためお伝え

映画『ミッシング』から、失ったものものを考える

観たら、絶対に苦しいに決まっている吉田恵輔監督作品。でも、どうにも引きつけられて、観ない選択はないのです。石原さとみさんの気合の伝わる番宣もたくさん目にして、待ち遠しくて、初日の初回に行ってきました。 あらすじ『ミッシング』=行方不明・見つからない・欠けているあらすじにもあるように、娘の美羽が行方不明になって3か月というところから、この映画は始まる。いなくなった娘を探す話だと思っていたので、母親である私は、沙織里目線で観ることになるのかな?と思っていたのだけど、沙織里が頑張

2024年まんが大賞「君と宇宙を歩くために」を全人類に全力でおすすめしたい!

Xで流れてきて、なんとなく開いたら、この作品の第一話が読めました。普段から、漫画はほとんど読まないし、スマホの画面で読むのなんて、小さくて読みにくいと思うのですが、ビビっと来てそのページを開いた自分を今は全力で褒めたい!なんだ、この素晴らしい漫画は…と感動さえしています。続きが読みたいのと、手元に置いておきたくて、即購入。微力ではありますが、一人でも多くの方に興味を持ってもらえるように、レビューを書いてみます。 見るからにヤンキーで、勉強もできなくて、ちゃんと授業も聞いてい

企画展「マティス 自由なフォルム」を国立新美術館で

先日、夫を誘って国立新美術館で開催されている企画展「マティス 自由なフォルム」を見に行ってきました。昨年たまたま、マティスを取り上げたNHKの番組を観て、行けるところで展覧会があったら絶対行こうと決めていたのです。平日限定ペアチケットを前売りで購入していたので、通常2200円が1900円🙌国立新美術館も見たかったので一石二鳥。 「色がビビッドできれい」「明るくて現代的」そんなイメージのマティス。でも、初期のものは、そうでないものも多く、「色彩の魔術師」と呼ばれるまでには、や