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#もにょろぐ 頑張りと無理の境界線。

いりょりは1月生まれで、保育園のクラスの中では月齢が低い。
でも体格はそんなに小さくないかな。身長は平均値だけど体重は成長曲線からはみ出して肥満気味。体は小さくないけど、同じクラスの早く生まれた子たちと同じことが出来るかというとそれは難しい。

保育参観で、いりょりひとりがお布団の山登りが出来ずぐずぐずしていたのを見て体力はつけてあげたほうがいいなと感じた。

保育園の送り迎えはベビーカーでしていて、大人の足でなら5分かからないくらいの距離。歩けるようになってからは自分で歩きたくてじっとしてない。ベビーカーもすきだし嫌がらないけど、急いでいない帰りは歩かせることして、5か月くらいたった。保育園から家まではいりょりの足だと15分くらいかかる。まっすぐ歩かないし、風車をじーっと見つめて動かなかったり、家とは反対の方向に向かって歩いたりする。

新型コロナの影響で、保育の時間が短くなってからは帰り道に30分~1時間程度お散歩をしてる。土手に出て電車を見たり、公園のブランコや滑り台で遊んだり。電車を見に行くことが多いけれど、切り上げて線路に背中を向けて歩き始めると機嫌が悪くなる。
「でんちゃ!」
「あ~いっちゃった~」
と言葉を発するのを見ていると、見せてあげたくなる。
だから頑張ってお散歩に連れて行ってた。最近になって歩いている最中に足にしがみついて歩くのを嫌がるようになった。抱っこをせがんで、ぐずるように。これまでは喜んで歩いていたのにどうして……。
すこしずつ心から余裕がなくなっていく。

一昨日だったかな。頭が痛くて疲れてどうしようもなくなってお散歩せずに帰って、窓を開けてただ座って、グリーンカーテン状になった家庭菜園の大平豆ときゅうりの葉っぱが風に揺れるのをぼんやり眺めて。その間いりょりは30分も膝の上で大人しくしてた。機嫌もよく、ニコニコしていて穏やか。

ここのところ、だんなさんが帰ってくるまでにミルクと歯磨きだけの状態にしておこうと、ちょっと無理をしていた。頑張ってお散歩に連れ出して、ご飯食べさせて、お風呂に入れて。焦りで余裕がなくなっていた。
早く寝かせることはできるけど、だんだんいりょりの機嫌が悪くなるようになって不思議だった。でもそれはピリピリした自分と一緒にいたせいだったんだなぁ、と反省した。

「ちょっと頑張れば出来る」と思っていたことが「無理をしてこなしていること」だったと気づかされた。慣れで解消されることもあると思うけど、子どもの月齢が上がることで楽になったり、新しい家電に頼って解決できることは家電を導入することを検討したり、そういうことも必要だなって。
少なくとも食洗器は買おう。工事不要のコンパクトなやつ。ほんのちょっとしか負担は変わらないかもしれないけど、でもきっと何か変わる。
10分だとしても子どもと過ごす時間や、自分の心の余裕を生み出す時間に充てられるなら、5万は決して高くない。たぶん。
洗濯乾燥機も気になっているけど、普段使いしちゃうと衣類が縮んだりするのかな? 広くない脱衣スペースにドラム型って置けるかな。

何を買ったらいいか悩んでたけど、気持ちを言葉にしてみたら少し楽しみになってきたかもしれない。

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