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関ジャニ∞ 18祭 日産スタジアム

2022年7月16日(土) 日産スタジアム

今さらだけれど、彼らが楽しい思い出をたくさん作ってくれているから、eighterである私もそれを忘れたくない。残していきたい。

開場前〜入場


当日の天気予報は、夕方から雷雨。
ヒナプスで紹介してくれた小机駅からのルートを歩こうと駅から出ると、見事な曇天、小雨。

このおめでたい日にこんな冴えない天気とは、なんとも彼ららしくてつい微笑んでしまった。


座席は、いわゆる天井席。ファンクラブに入って1年も経っていなかったので、そんなに期待はしていなかった。それに、屋根がかかる席だったので、風が吹いたら雨が少し顔に当たるくらいで、涼しいし気持ちが良かった。

早い時間の入場だったので席に座って会場全体を眺めていた。引いてしまうくらい広い日産スタジアム、"本当にこの座席埋まるのか…?"と心配していたが、杞憂だった。
時間が進むごとに、どんどん席が埋まっていく。関ジャニ∞、やっぱりすごいなと思うと同時に、これだけの人を集める推したちを誇りに思い、感慨深くなった。(少し涙ぐんでしまった。)

18:00、開演。

どこから出てくるんだろう。必死に目を彷徨わせて探す。なんと、空から出てきた。高すぎる。真っ先に丸山さんが心配になった。

だけどその丸山さんは、堂々と口上を述べている。
「一粒万倍日!」
「天候は……!曇天やなぁ。」
いかにも丸山さんらしい。

「18祭。いざ、開幕!」

その一言で、無責任ヒーローが始まる。関ジャニを代表する1曲。

空から下りてくる5人は、本当にヒーローに見えた。


関ジャニ流のジャニーズメドレーに、踊song、レアsong。
まだ声は出してはいけなかったけど、思わず笑いと黄色い歓声がそこら中から漏れてしまう。
初心LOVEが始まったときなんて、スタジアムが揺れた。
ステージ上で寿司を口いっぱいに詰め込む丸山さん、レベルアップした村上さんのA・RA・SHIのラップ。
エイトレンジャーに、もはや忘れかけていたキャンジャニ。
盛りだくさんで、本当にずっと笑って、悲鳴をあげていた。

バンドコーナー

久しぶりの曲が多かった。
イエローパンジーストリート、ローリングコースター。

そして、新曲の喝采。
「なりたい自分に注げよ愛を」
喝采が始まった瞬間、涼しい風が吹いた。目線を上げると、水色の空。
気持ちがいい。このグループがたまらなく好きだ。

ライブ終盤、青春fireworks。
思っていた通り、花火が上がった。
"今年最初で最後の花火だろうな、そういえば久しぶりに見たな、関ジャニさんと花火見れるなんて嬉しいな。"
なんて呑気なことを考えながら花火を見上げていたけど、関ジャニさんたちもこの花火を見ているだろうかと思って、ふと視線を下ろす。

モニターに映っていたのは、横山さんの横顔。私たちと同じように花火を見上げ、少年のような嬉しそうな表情をしていた。
曲が終わって後ろにハケるとき、1人ずつ顔が抜かれて最後横山さんの番になったとき。
口をへの字に曲げて、横を向いたり俯いて顔をちゃんと見せてくれなかった。まさか、と思ってよく見ると、一瞬べしょべしょに泣いている横山さんの顔が見えた。

あぁ、この人は。。

いつもは天邪鬼な部分もあるけれど、少年のような素直な心で、ファンと同じ花火を見上げて泣いている。きっと、その視線には花火だけじゃなくて、これまでの18年も映っていたんだろう。
彼がこの18年の関ジャニに対して抱える感情を、たぶん私は推し量ることができない。

青春の歌を歌いながら涙ぐむこの5人を、どうして愛せずにいられるだろうか。
同じ時代に生き、同じ時間を過ごせることを、こんなにも幸せだと思った瞬間は後にも先にもない。

All is well。なんだか今までよりも力が抜け、歌詞に感情がのっていた。

こうして感情を歌に乗せて伝えてくれる5人が、たまらなく好きだ。


何より今回のライブで感動したのは、村上さんの歌。

喝采の「一心不乱の愛であれ」とAll is wellのラスト。真っ直ぐな村上さんの歌声が、急にそこだけリバーブがかかったように、伸びやかに空へと溶けていく。どちらの場面でも思わず涙が出た。
これを聴いたらもう、関ジャニを一心不乱な愛で愛するしかないと思ったし、All is wellが終わったときには拍手が鳴り止まなかった。


ついに、ライブが終わる。
いつもは長々といらないことまで()話してからハケていく5人が、今回はなぜか"やばい!急がな!ばいばい!またね!"とだけ言ってせかせかとハケていく。少し違和感を感じて、終演後時計を見ると、20:59。屋外だからか、時間制限があったらしい。

でもよくよく思い出すと、8beatのときにはMCを聞きに来たのかと思うくらい長かったMCも、今回はあまり記憶になかった。
彼らは、この18年を本当にギュッと3時間に詰め込んでくれたのだ。
そう考えると、いつもDVDに特典をもりもり付けちゃう田舎のおばあちゃんみたいな関ジャニさんにほっこりするし、そしてやっぱり感謝しかない。


これまでも、今も、これからも。関ジャニ∞が好き。

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