あいみょん AIMYON vs TOUR 2024 “ラブ・コール2” 7/18 VS. スピッツ 【感想】

3週間も経ってしまいましたが、感想を書きたいと思います。あいみょん、スピッツ共にファン歴が浅いため、お手柔らかにお願いします。

さいしょに

昨年の私のApple Musicの視聴時間、1位と2位があいみょんとスピッツだったんですよね。なので発表された時点で行かないという選択はありませんでした。まだだったので、すぐにAIMに加入しました。当選したときほんとに嬉しかったし、そこからずっと楽しみでした。このライブを待ち望んでいた様子はこちらの記事に書いてあるはずです。

ライブの感想

マサムネさんの声が綺麗

1曲目「空も飛べるはず」の歌い出しから圧倒され、この歌声を生で聴けたことに感激です。音源と遜色ないので、途中ライブであることを忘れるほどでした。

スピッツを見ていてたのしい

「スピッツのベースが動きまくる」という噂は聞いたことがあったのですが、実際にめちゃめちゃ動いてました。ステージを縦横無尽に動く田村さん、かたや黙々とギターを弾く派手髪サングラスの三輪さんとの対比が印象的だった。もちろん、ボーカルのマサムネさんやドラムの崎山さん、どこに注目してもいい。目でも楽しめるのがスピッツだという発見だった。

あいみょんリクエスト

4曲目「醒めない」6曲目「日なたの窓に憧れて」7曲目「若葉」は、あいみょんが、好きな曲だと言及していたため、予習の上で聴くことができてよかった。特に「日なたの─」は私のnoteネームを拝借するくらいに好きな曲です。ライブで披露するのは5年振りだったそうなので、リクエストしてくれたあいみょんと、それに応えてくれたスピッツに感謝。

サプライズカバー

スピッツ5曲目はまさかの「君はロックを聴かない」のカバー。イントロでは何の曲か分からず、歌い出しを聴き何の曲かを理解した時には鳥肌が立ちました。マサムネさんの声による「君ロック」からは、原曲とはまた異なる雰囲気、物語が伝わってくるような、不思議な曲でした。単に歌が上手いだけではない草野マサムネのシンガーとしての表現力、あいみょんのソングライティングの凄さを再確認しました。

このカバー、あいみょんに内緒にするためにリハーサルでやらなかったという裏話がMCで明かされたときには驚きました。また、袖でこの曲を聴いて泣き出してしまったと、あいみょんが後のMCで言っていました。端に近い席からはその様子が見えていたそうで、ちょっと羨ましい。4曲目「醒めない」と「君ロック」の関係など、このライブを象徴するような曲目だったと思いました。

やっぱりスピッツいいよな

その後も、8曲目「魔法のコトバ」や11曲目「美しい鰭」など、有名曲やタイアップを披露してくれました。9曲目「スパイダー」はライブではサビで手を振って盛り上がる曲で、印象が変わりました。13曲目「君は太陽」でしっかりと盛り上がって、スピッツのターンは終了。この日聴いた曲以外にも、スピッツには聞きたい曲が山ほどあるので、またライブ行きたい。

あいみょん1曲目

後半、あいみょんの1曲目は「ジェニファー」。私、本当にこの曲が大好きで、マジで300回くらい聴いてると思う。この曲やって欲しなと思っていたら、まさかの一発目。あいみょんの歌声に聴き入っているうちに、あっという間に終わってしまいました。

名曲の数々

3曲目「愛を伝えたいだとか」4曲目「満月の夜なら」のあいみょんらしいラブソングは、生で聴くさらに気持ちの乗ったような歌声が最高だった。7曲目「裸の心」8曲目「会いにいくのに」は、しっかりと歌声を聴き入ることができた。

あいみょん MC

観客とフレンドリーに言葉を交わしたり、スピッツについて話すのが止まらなくなったりと、聞いていて楽しかった。「男どうしの兄弟と来た人〜」と聞いた時は会場に一組だけだったので、スピッツが好きな弟を誘えば良かったな。

満を持してのカバー

あいみょんの6曲目はスピッツ「魔法のコトバ」のカバー。スピッツの「君ロック」に対して、こちらは入念に準備をしてきたとのことでした。サビの「二人だけにはわかる」の部分の歌い方がとても好きで覚えてる。聴きながら、あいみょんの声が好きだと改めて思った。他の人のカバーをするときって、その声の魅力ってよくわかるなと、そう思いました。

ライブってこうだよな

9曲目「君はロックを聴かない」10曲目「鯉」11曲目「貴方解剖純愛歌~死ね~」の盛り上がり方がとても良かった。「君ロック」は大サビ前の部分を一緒に歌えたのすごい嬉しかったし、「貴方解剖─」での「死ね」コールは、フレーズの際どさによる背徳感も相まって感情やばかったわ。こういうところで一体感みたいなのを感じられるのが、ライブの素敵なところだと思った。「鯉」は実はこの日初めて聴きました。イントロ→Aメロ→「なれない なれない」→「ああ ジーザス」この右肩上がりに盛り上がってく感じ、ライティングの演出も相まって超良かった。

GOOD NIGHT BABY

12曲目「マリーゴールド」の後、最後の曲は「GOOD NIGHT BABY」。この曲で歌われる、恋人におやすみを言ったんだけど恋しくてすぐ会いたくなる気持ち、これがこのライブがもうすぐ終わろうとしている私たちの気持ちと重なって。ライブが終わって切ない気持ちが、この曲を通じてあいみょんと共有できている感じがして。なんかもう嬉しいし切ないし、こういう感情になる場面って数少ないと思います。GOOD NIGHT BABYはライブを締める曲として本当に秀逸すぎる。そして、2回目のサビの終わりの「君が好きだ」の部分が「スピッツ大好きだー！」になってて。私も好きだよスピッツ、大好きだー！そしてもちろん、あいみょんのことも好き、あいみょん大好きだー！

おわりに

あいみょんとスピッツという、私にとってまさに盆と正月が同時に来たようなライブでした。会場で生の演奏、歌声を聴くことの良さを目の当たりにしました。あいみょん、スピッツ両組の曲を聴き込んでは、またライブに行きたいと思います。それではまた。