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私の初めては宝塚

私が初めて

「劇場」

という場所に入ったのは
5歳の時

遊園地に遊びに来たはずが・・・

ものすごい数の
赤い椅子が並んでる
大きな部屋に
入ったと思ったら

真っ暗になって
目の前のカーテンが開くと

当時の私の愛読書

「シンデレラ」

に出てくるような
お姫様や王子様が!!!!!

「え?これは?にんぎょう?」
「にんげん??ほんもの??」
「ほんもののにんげんなん!?」

全部心の声ではなく
隣の母親の肩をガシガシと
揺さぶって大声で聞いてました(笑)

「人間やから…静かにしなさい」

必死に小声で答える母

遊園地だし
アトラクションの
人形劇かと思ったんだもん


高橋真琴さんが描く
お姫さまが大好きで
でもどこかで
こんな世界は絵本の中だけで
現実にはないと
気づいていたのに

現実に
目の前に
本物のお姫さまが
本物のドレスを着て
動いて話して
歌ってる!!!!

夢のよう・・・

という感覚ではなく

現実にあった!!!

という歓び

現実の世界に生きている
お姫さまに
夢中になりました

その時から私の中で
劇場は

虚構の世界を見る場所

ではなく

夢を現実化する場所

という認識だったのかもしれません

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