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カメラのことを、写真なしで書いてみる。

と言いながらヘッダにはカメラの写真なんですが。

X-Pro3の予約開始で悩みが尽きない今日この頃。EOS RやEOS RP、X-H1やX-T3、X-T30やEOS 90Dだって気になります。コンデジではRX100M7やX100Fも。

新旧入り乱れていますが、ひとつ新製品が出ると他の製品と比較することが多いので、ついつい候補が広がります。ただ、メーカーの広がりはあまりないですね。過去にキヤノンと富士フイルムしか買ったことがないからだと思います(ヘッダの写真も、かなり前に買ったPowerShot S120。まだ壊れてません)。

しっかり写真撮影を趣味にしようと決意したのが今年のゴールデンウィーク。うちの子の写真は小学校6年生まではスタジオアリスで撮っていたのですが、私の転勤によって小学校卒業と同時に引っ越して新たな生活をスタートさせたこともあって、それ以降の「記念日写真」がないのです。中学生なのであまり写真を(特に父親から)撮られたくないということもあり、最近のうちの子の写真は少なめです。

それでも、数少ない機会にしっかり奇麗な写真を撮りたいという気持ちもあって、ゴールデンウィークに近所のキタムラに行って買ったのが「EOS Kiss X9」でした。「奇麗な写真=一眼レフ」みたいな単純な発想と、IXY→S120とデジカメと言えばキヤノンを買っていた関係でメニュー操作に困らないもの、という感じで選びました。

それから今日まで試し撮りの日々。特に知識を学ぶようなことはなく(ネットで様々な記事を見て参考にする程度)、「〇〇な写真を撮るための設定は?」というアプローチではなく「〇〇という設定にしたらどんな写真になるんだろう?」という感じで撮っています。フィルムカメラだとできないことですね。大きな失敗をしたくない時は、「ま、いいか」という感じでオートも使います。

ネット記事が先生、ということで、沼にはまっていくわけです。レンズ沼とカメラ沼が同時進行でした。レンズはEOS Kiss用にはダブルズームキットから単焦点4本買い足し。その後「常に一眼レフを持ち運ぶのは厳しい」ということでまずは同じキヤノンの「PowerShot G9X MarkII」を買い、それだけに飽き足らずRX100M5とX100Fとの接戦(?)を制して「GRIII」を購入(初のリコーカメラ)。

それでもネットは恐ろしく、富士フイルムのカメラの画像が気になり、手ごろな価格になっていた(さらにポイントもたまっていた)「X-T20」に手を出しました(18-55のレンズキット)。フジノンレンズはXF56F1.2を買い足しだだけですが、休日のお散歩カメラの主役になりました。これだったら、GRIIIじゃなくてX100Fを買っておけばよかったかな?と思いましたが、どっちみち最終的にはGRIIIに手を出していたような気がします。

ということで、今年だけで4個のカメラと(キットレンズを含めて)8本のレンズが揃ったわけですが(さらにEFレンズをXマウントに装着するためのマウントアダプタも購入)、物欲がおさまる気配はないですね(笑)。

現在のカメラの配置は、

メイン・・・GRIII(基本、どこにでも持っていくので)
休日お散歩メイン・・・X-T20(昼間ならキットレンズ装着で気楽に撮れる)
仕事用メイン・・・PowerShot G9X MarkII(スマホ連携がスムーズで仕事のSNSアップ等に便利)
スーパーサブ・・・EOS Kiss X9(大事な写真を撮る仕事の日や、旅行には必携。レンズが豊富なので)

という感じで、なんだかんだみんな使ってます。特に人物撮影は一眼のほうが便利(しっかりレンズを見てくれるし、講演会などの様子を撮影するときは「仕事で写真撮ってます」感もある)。

一番の出費はGRIII、次がXF56F1.2なので、印象ほど出費は多くないです。ただ、これだけ揃っているからこそ、次の物欲候補が「20万円台」なので悩むわけです。悩んでいる商品は以下の通り。

<本命>X-Pro3・・・X-T20買って「富士はやはり良い!」と思って、いろんな方のブログなどを見て「X-Proシリーズは良さそう」と感じていたから。
<対抗>EOS 90D・・・ここに来て一眼レフ(APS-C)の新作を(それも結構気合の入ったものを)出してくるとは思わなかった。
<単穴>EOS RかRP・・・フルサイズはそれはそれで気になる。Kissのレンズ財産も使えるし。
<連下>X-H1・・・XF56F1.2は手振れ補正なし。このレンズをしっかり活躍させるために手振れ補正付き本体は魅力。価格もこなれてきた。
<注意>フジノンレンズの何か・・・XF16-80mmF4か単焦点。
<大穴>写真管理用に新たなPC・・・まだ編集や加工をしたことはないが、するならSurfaceでは難しい。

1週間前まではこんな感じですが、最近の考えで、<単穴>と<大穴>は消えました。キヤノンでフルサイズミラーレス買うならもう少し待つ(EOS 90DがAPS-Cで3000万画素超えてきたし)。PCについても「編集や加工の前に撮影の腕を磨く」ことに今は専念(なので、これまで掲載してきた写真は明るさなどの調整以外はほぼJPEG撮って出し)という結論で除外。

<連下>も消えるかな。手振れ補正以外ことはだいたいX-T20でできるし。手振れ補正に頼らない撮影技術を磨こうかと(もちろんあったら頼もしいんだけど)。それに買ってすぐにX-H2出たら泣く。

<対抗>も、今の腕ではKissと大差ないものしか撮れないような気もする。ものすごくいいものが出てきた、とは思うんだけど。

となると<本命>が残る。

X-Pro3だって、<対抗>と同じように、今の腕ではX-T20と大差ないものしか撮れないと思う。ただ、「X-Pro3という作品」として好きだな、って思う。一眼で撮るとき、カメラ初心者としては珍しく私はファインダー越しに撮る(幼少期に親父が持っていたハーフサイズのフィルムカメラのせいだと思う)ので、EOS Kissのバリアングルなら液晶画面を隠せるけどX-T20だと隠せないのでいつも画面が顔(鼻)のアブラで汚れる。なので、まずは液晶画面を「内側に隠した」決断に拍手。あとはデザインがいいですね。防湿ケースではなく部屋に飾っておきたい感じ。

一眼は様子見で価格が手ごろな「1世代前」のものを買ってきたので、次は最新のものがいいな、ということもあります。

予定外だったのが、X-Pro3が2020年の発売かな、って思っていたら案外早かったということ。

なので、ただ今のせめぎあいは、<ほしいんだから買うぞ!>vs<え?ホントに今買うの?>です。

なお、今後の予想としては、対抗馬に「手ごろになったX-Pro2を狙う」「いきなりRX100M7が候補に急浮上」もあり得ます(笑)。

まぁ、こんな風に悩んでいるときは楽しいですね。

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