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人的資本を育てることが老後を遠ざける

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

2回目のワクチン接種(モデルナ)の副反応で昨日は全く何もできず、ただただ寝ていました。健康のありがたみ、久しぶりに思い出しました。体調が悪いとやりたいことも思うようにできなくなってしまう。やりたいことができる喜びを改めて実感しながら、noteを書いています。

幸せであるために必要であることって何なのだろう。私は自分の人的資本(労働力、生きがい、やりがい)を増やすことが一番の解決策ではないかと思っています。

幸せであるためには、「金融資産」「人的資本(労働力、生きがい、やりがい)」「社会資本(人脈、ネットワーク)」の3つのインフラが必要です。

金融資産、人的資本、社会資本、あなたのポートフォリオはどうなっていますか?

老後の話になると、どうしても金融資産の話が先行しがちです。老後2000万円問題とかね。若年層は国に対する信頼もだいぶ薄らいで、FIREのような生き方を模索するようなことも。

一方で、年収200万円でも幸せだという人々もいます。金融とは別の価値観を重要とする。地方移住する人にはこのパターンの方も多いですね。

年収を減らし、支出を抑えて、畑で野菜を育てたり、地域でネットワークを作ったり。金融資産はないけれど、社会資本や人的資本が満ち溢れているイメージです。

金融資産と比較すると、社会資本や人的資本は無形資産であり、育て方のhow toに正解もプラットフォームもありません。

人的資本は自身の労働力を市場に投入することで得られ、給与などの報酬として金融資産も構築され、社会資本(ネットワーク)の形成にも繋がります。

そのために、人的資本(自身の労働力)を増やしていくか、が実は他の2つのインフラを増やすために必要なのです。

社会資本というと、少し前の本は「会社勤めのサラリーマンは定年退職と同時に一気に人的ネットワークを失う」と脅し、早めに「地域コミュニティに溶け込む」ように促します。でも、それはそれで難しいハードルではないでしょうか?

たまたま同じ地域に住んでいるとはいえ、価値観はそれぞれ。溶け込むことが必ずしも楽しい時間になるとは限りません。人に合わせることがストレスになることもありますよね。

会社にしがみつくだけでなく、労働市場の中での自分の価値をアップデートしていくことができる人材は貴重です。それは年齢だけで測れるものではないと思います。

好奇心を持ち続けるアクティブシニアの方の労働力は、日本ではまだまだ活用できる分野だと思っています。私も何らかのタイミングでこういう試み、やってみたいな。

「人的資本が失われたタイミングが老後」なのだとしたら、そのタイミングを少しでも後にするためのアップデートをしていくことを怠らないようにしたいものです。


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