見出し画像

起業前の不安〜どうやって営業するのか?〜

最初に申し上げます。私のことは見本にしないできちんと計画的に進めてください。

図らずも起業してしまったので

いつか起業したいなぁなんて漠然と思っていた頃は、「でも仕事ってどうやって入ってくるのだろう?」「営業ってどうするのかな?」などのぼやっとした疑問がありました。

フリーランスの先輩に聞いても「たまたま(!)仕事が入ってくるのよ〜」なんて素敵なお話ばかりで参考にならず。

前回の記事で申し上げたとおり、頑張ろうと思っていた会社とまるで「成田離婚」のような別れを経て、想定外で起業してしまった私にとって、そのようなフェーズは急に目の前に現れたのです。

ひとり会社です

個人事業主でもいい、と思っていたのですが、税理士さんとご相談した際に、広報というのは主にクライアントが法人となるBtoBの業態であるため、法人格を持っていた方がいいのでは、とアドバイスを受けました。

人を雇うなんて全く考えていなかったけれど、それもそうだよな、とひとりで会社を立ち上げています。定款などはある程度見ながら、最後は税理士さんにも見ていただきました。

ひっそり起業

つまり本来業務の広報以外に、営業的要素や総務業務(ファイリングだったり、経理だったり)もひとりっていうのがひとり起業なわけです。

私は自分の年齢、経歴を考えて、このままでは都庁の看板に頼り切った、流されるままのキャリアになるという危惧で、転職の末の起業なのです。自分のキャリアとしてはある程度のやりきった感はありますが、業務で言えば明らかに「途中で引き継いだ」状況なんですね。もちろん道筋は示し、引継ぎもやりましたが、定年退職のような、みんなに祝福されての卒業ではないわけです。

なので、「私、起業したのでお仕事お願いしまーす」なんて言う気持ちもなく、前職も「成田離婚」ですから、ひっそり起業が一番しっくりきます。積極的に企業をアピールすることはなく、「聞かれたら答える」というスタンスでおりました。

コロナで人と会う機会も激減、打ち合わせはほぼオンライン、日常のやりとりはSNSとLINE。なかなかカミングアウトするような機会もないんです。

で、この人には言おうかなという何人かに伝えました。超一流企業(複数)のキャリアの後、中小企業支援を実施している50代先輩、私と同じく51歳でフリーになった元Webサイト編集長、賛助会員として応援していたアートNPOの代表(たまたまメッセンジャーのやりとりがあった)、など全員で10人くらいかな。

すると「ちょうどよかった、広報探してた」みたいな話になるんですよ。不思議なことに。

「たまたま仕事が入ってくる」なんて都合のいい話はそうそうない、と思っていましたが、実は中小企業やスタートアップにおいては頻出なのかもしれない、と改めて思いました。私が営業にリソースをかけられないように、広報にリソースをかけられない企業はたくさんあって、その課題を整理して、発信していくお手伝いだけでも充分ニーズはあると感じています。

営業より信頼の積み重ね

営業のためにメールや電話ということをする必要もあるのかもしれません。でも、今はcoconalaのようなスキルをサポートする仕組みも整っており、まさにパラレルキャリアとして自分のスキルをシェアすることが簡単になっています。

ひとりだし、さほど営業に時間をかけるより、スタートアップの時期はとにかく信頼の積み重ねなのだ!と思って、クライアントとしっかり向き合ってリレーションを構築しています。

とはいえ、最低限にやるべきこと

で、起業と共にいくつかの起業とお付き合いが始まりました。短期だったり、少し長いお付き合いだったり、なのですが、新規顧客よりリピーターとのお付き合いのほうが、お互い進めやすいと思います。

今の課題としては、相手によって出せる金額って結構差があるんですよ。ここまでは最低いただかなくてはならない、というボーダーも言い値になってしまうと、なかなか交渉しにくいので、サポートメニューとその料金体系、何ができるかくらいは自社のウェブサイトで提示しておくべきだと思います。

すみません。。起業して3か月、まだ着手してません。。。これが最近やろうと思っていることです。





いただいたサポートは、中小企業のPRや個人のキャリアサポートなどに使わせていただきます。気に入っていただけたら、本当に嬉しいです。