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「理想の自分をイメージするとそうなっていく」という引き寄せの法則と”科学”の関係

引き寄せの法則と聞くと、何やらスピリチュアル的で胡散臭いと思う人もいるだろう。しかし、科学的に認められている部分もある。

例えば、「なりたい自分を常に意識していると、だんだんとそのような人物になっていく」という法則。これはホメオスタシスという脳の働きで説明できる。

ホメオスタシスとは、日本語で「恒常性」といい、一定の状態を維持しようとする働きである。そして人は自分のcomfort zone(コンフォート・ゾーン=居心地のいい場所)に居続けようとする。このcomfort zoneの設定がどうなっているかで、その人がどんな人になっていくのかが決まるのだ。

大抵の人は”楽な姿”をcomfort zoneにおいているだろう。例えば、ダイエットで成功できない人は、自分のcomfort zoneに「たくさん食べて肥満している状態」を設定している。そのため、激しい運動や食事制限をすることはcomfort zoneから外れている行為であり、ホメオスタシスが働いて元の楽な状態に戻ろうとするのだ。

ではどうすればいいのかというと、comfort zoneに”なりたい自分の姿”を設定して、自分に馴染むまで言い聞かせるのだ。例えば「私は食事に気を遣い、スリムな身体である」と設定し、その言葉を何度も何度も自分に言い聞かせる。すると、脳は「自分はスリムなんだ」と潜在意識で認識して、そこに留まろうとする。お菓子をたくさん食べたり、運動しないことは自分の行動規則に反しているためやらなくなる。こうしてどんどん健康的な身体になっていくのだ。

まずはなりたい自分の姿を設定しよう。そして、あたかも自分がすでに理想の姿になったかのようにイメージして脳を騙す。想像しているだけで、あとから行動が伴って理想の自分になれるのだ。

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