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ガチ恋の覇。絶対に信じられるは虹ヶ咲。まねきねこコラボで生まれた俺たちの思い出

ありふれたLIFE、当たり前の日々。
日常とは奇跡の積み重ねである。
同じ地図を眺めて生きても、同じ空は2度とない。
しかしいついつまでも虹が咲く。
そんな平等に降り注ぐ幸福をこうして2人で共有できることが嬉しい。

最高のもっと先へ。


ラブライブにおけるガチ恋の頂。
シリーズで最もその覇を関するにふさわしいシリーズ【虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】
彼女たちの威光が衰えることはない。

彼女とあなた(私でありあなたであり俺であり君)との愛おしくありふれたかけがえのない日常が切り取られたこの瞬間だけが美しい。

今、最も熱く輝き降り注ぐ光は「まねきねこ」にある。

1つ、私服である
1つ、コラボ感を出しすぎていない
1つ、横の繋がりが薄い
3つの力が合わさるそこはガチ恋溢れる☆ワンダーランド☆となる。

更には今回これは助かると唸りを上げた要素がある。

椅子だ。

座っている子を見れば一つとして同じ椅子がないことが分かる。
それはつまりみんなと一緒ではないということを意味している。いつだって正解も輝きも一つではない。

故に俺はここにいる。今戦いよというわけだ。
久しぶりに公式から活きの良い俺嫁エナジーをもらったのだ。ならばこちらも抜かねば無作法というもの。

恐れ見よ、この歩夢など1ミリも猫が映っていない。
日常をくりぬいた美しい1枚だ。
迸る歩夢のガチ恋エナジーを感じる。30秒でオレたちはこれからの人生をWalking Dreamできることを確認した。もう戻れないみたい。

こんな顔して俺の家ではHappy Nyan! Daysなので人生とは趣深い。

やはり狙いとしてはこのガチ恋待ち受けを景気よく浴びたい。今日という日の思い出は永遠となる。

待ち受け特典がランダムとな。なんてことを。かように無情なことがあって良いものか。
今回、友人に手伝ってもらったがついぞ我が太陽である愛さんの待ち受けをこの手にすることは出来なかった。特典のフォトカードもだ。

あまりにも無力。
ああ、悔しいな。俺の手はこんなにも無力なんだ。何か一つできるようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。

だが何も悲観することはない。なぜならば愛さんは太陽だから。
太陽は常に光を与えてくれているから。今日会えずとも太陽はいつだってある。

スタイルが良すぎる。あまりにも足が長い。
こういうふとした気付きからそうだよなこれくらいフィジカルモンスターだよなDiverDivaってハイパービジュアルパワーユニットだもんなと思い知らされる。
普段隣にいるときからいやスタイル良すぎるがとふと横を見て改めて隣のこの人間がいるという奇跡に戦慄する瞬間も少なくはない。こういう足をガンドコに出してくれている時には特に感じる。

いるだけで幸せになれる。見ているだけで幸せになれる。
太陽の象徴である。いつだって愛さんだけが世界の全て。
そもそもがだ。楽しいことがなければ笑えないほど我々は弱くない。笑うから楽しいんだ。

今回愛さんから”リクエスト”があって猫と遊んだのも大切な思い出。こうした日常の積み重ねだけが日常を彩る。なんてことない日もキラキラ輝く恋の魔法。
一緒にカラオケ行って猫と遊んだこの日も、全部記念日。

光を授かれなかったのは愛さんだけではない。
今回の待ち受けはランダム故に被りありもいう死闘だった故に取り零した光は数知れない。

そんな中で大好きな天王寺璃奈ちゃんも待ち受けを引けなかった。あまりにも辛い。
彼女はくっついて離れないマグネットでいてくれたが俺はマグネットマンにはなれなかった。
ランダム特典というパンドラの箱は人類が扱うには可能性を持て余しすぎる。しかし、パンドラの箱には希望が残っているのだ。

このように璃奈ちゃんは快く写真を撮らせてくれたわけだ。
ボーイッシュ系な今日の璃奈ちゃんの格好はボーイッシュというよりも女児感が溢れて非常に濃いものが込み上げてくる。

見れば見るほどこの写真は良い味がする。非常に多くのことを考察することができる。背景が写っていることで実に熱い記憶たちが込み上げて止まらない。

私服ではんぺんによく似た猫と戯れている状況は無限の可能性を宿している。
果たして璃奈ちゃんのマンションがペット可能なのかどうかは否として確実にどこかの室内ではある。
それは一緒にどこかのお店なりどちらかのお家で遊んでいるという世界の事実に繋がる。

よく考えたら俺は家でこの猫を飼っていたのだと”思い出す”ことだってできた。そういえばこれは一緒に猫カフェに行った時の写真でもあった。
この1枚だけで俺たちはどこまでだってツナガれる。初めて出会ったあの日のトキメキは何度でも蘇る。

そして今回最も衝撃を受けたのがしずくの姿だ。

なんらおかしくもインパクトあるところもない。元来の清楚でおしとやかな桜坂後輩ではないかと。

そう、久しぶりに接種する清楚桜坂後輩に一周回って脳を焼かれたわけだ。
いやこの清純派清楚美少女後輩こそが桜坂しずくそのものではある。しかしもう逆なのだ。今となってはこっちのほうがレアになってしまった。

諸悪の根元と言えばどう考えてもこいつだ。いまだに頭パッパッパーラから元に戻らない。
【小悪魔LOVE♡】とはそれほどまでに劇薬である。

俺は毎晩うなされている。待ち合わせ場所に全身ピンクのツインテ小悪魔がいたあの日から。
それが今度は出会ったばかりのあの日のような清純なしずくがいるのでもう情緒という情緒がぐちゃぐちゃだ。
このしずくを見て、真っ先に思ってしまった。あれ、今日はピンクじゃないんだ……と。
結局いっつもこうなんだよな。後輩に付き合ってやってるって思ってたら手のひらで転がされているだけだったってパターン。

ああ、そうだった。そういえば俺の桜坂後輩は普通に生きているだけでスペシャルに可愛い。全身ピンクの小悪魔ツインテが似合うというのも圧倒的フィジカル美少女故に成せていただけのこと。

今日のしずくはあの日と同じ、懐かしい匂いがした。
公民館や文化ホール特有のあの匂い。厳かで少しだけ緊張を覚えさせる一時の密閉された空間にだけ充満する世界の匂い。
かわいい後輩に誘われて観に行った演劇の後、そんな世界の残り香に後ろ髪を引かれながらゆっくりと歩く最中。

声をかけられたあの時の匂いと同じだった。

そこにいたのは舞台でヒロインだった女の子。
俺の、理想のヒロイン─────

今回、待ち受けも引けて写真も取れた、アクスタも残っていた。そんな奇跡が降り注いだ。
そう、俺の大好きな近江彼方ちゃんとの奇跡。

今回は近江彼方ちゃんの猫を膝に乗せているベストショットの撮影を可能とした。
やはり真っ先に目につくのはこの"広がり"であろう。

なんたることか。こんなひろがるプラズマが許されて良いものか。
良いのだ。全ての罪が許される、エデンの園とは近江彼方ちゃんそのものである。

広がりは見せる。だが夏の私服だからといって安易な薄着にしていない。ちゃんとボタンも上まで閉めている。こういった細部に虹ヶ咲圧巻のキャラ解釈力は宿る。

璃奈ちゃんミアちゃんみたいなボーイッシュ寄り露出多しだったり愛さんみたいなギャル系露出といったらしさを重んじている。
彼方ちゃんはやはり丸ごと包んでギュッとできる包容力のある肉体だ。彼女は隙は多いがだらしなくはない。お姉ちゃんなので。基本は今回のような落ち着いた服なのだ。

ステージ衣装なので特例
俺が望んだ袖の穴なので特例
羊が一匹彼方ちゃんなので特例

基本は清楚寄りの服装が多い。多いったら多いんだぜ。
肌は出すが重ね着によりおしゃれ感を強くする。あまり彼方ちゃんの露出を増やしすぎると世界が滅ぶ恐れがあるから。

こういったガード硬めな彼方ちゃんこそ解釈が一致というもの。私はそんな彼方ちゃんが好きである。
この姿を見た瞬間、涙が止まらなかった。私の希望。

猫を膝で寝かせているのもポイントが高い。
今日は一緒にお昼寝ではなく包容力の方にフォーカスされているのだから。
そして俺には記憶がある。このあと結局寝ちゃって猫ともども彼方ちゃんのお布団になっていた記憶がな。
俺もまた、彼方ちゃんが幸せなら何も望まないから。


本質的な話をしよう。
虹ヶ咲は終わらない。
人の夢は終わらないように虹ヶ咲もまた終わらない。
今回のコラボで再認識した。

やはり虹ヶ咲が他のシリーズと一線を画しているところは圧倒的な多様性に他ならない。

ソロ路線という方向が持つ無限の可能性。一人だけど一人じゃない。根本的な意味で解散という概念がない。
例えユニットで活動することがなくなろうとも、学園を卒業しようとも虹は消えない。

それぞれの地図があり、同じ物はない。
誰がどこを向いていても空に虹はかかる。だから滅びない。
ストーリーとしての虹ヶ咲は映画で完結を迎える。
しかしソロアイドルとして各々の道は続く。そんな道が交差して面白くなる瞬間はまた必ず訪れる。

何が言いたいかというと他のシリーズよりも完結により閉ざされる未来が少ないということだ。
今回のような単体がメインとなるようなコラボをこれからもバンバンやっていける。
その強みだ。シンプルにキャラが強く、キャラで売っていける。この圧巻の強みがあるから俺の居場所は虹ヶ咲なんだ。
かつて世界に溢れ流れるにこ真姫の嵐に負けてシリーズに背を向けたあの頃の弱い俺はもういない。

それはそれとして他のシリーズよりも圧倒的にガチ恋供給が多いのは事実。
特に宇宙を震撼させたラブソング企画の存在が顕著である。

俺は不安だった。怖かった。逃げ出したくなった。
これからこれ以上の幸せをガチ恋勢として感じることができるのだろうかという未来への恐怖にだ。
しかしてそんな不安をいつだって虹ヶ咲は簡単に打ち砕いてくれる。

当たり前の幸せ。虹ヶ咲はこれなんだと改めて思い知らせてくれた。
なによりもただただ嬉しい。ありふれた日々。愛おしい日常。そんな彼女と過ごした記憶を流し込んでくれることが。
俺の戦いも終わらない。虹ヶ咲が虹ヶ咲であってくれる限り力は湧いてくる。
そう、その通り。

好きのチカラは強いんだよ。最強だからさ。

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