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メイク歴4年、それでもアイシャドウが難しい理由

高校生のときまではメイクが禁止だったので、普段からメイクをすることもなかった。
化粧水、乳液と言った基本的なスキンケアさえせず、強いて言えば日焼け止めを塗っていたくらい。

そんな私が、高校3年の11月、大学生になるにあたってさすがにメイクができた方が良いと思い、初めて色付きのリップを買った。
その後、ビューラー、アイシャドウ、BBクリーム、フェイスパウダー、チークの順で買い足し、アイブロウは大学2年のとき、アイライン、マスカラ、ハイライト、シェーディングは大学3年のときに初めて買い、大学4年になってクッションファンデデビューを果たした。楽でとても良い。

洋服はそれなりに持っているが、コスメだけは超ミニマリスト。
1つのアイテムに対して最大で3つ程度しか持っていない。
ベースメイクやハイライト、シェーディングなどが2つ以上に増えることはないし、リップならピンクとオレンジ、とか、アイラインなら黒と赤みのブラウン、とか、誰が見ても明らかに違う色のものしか買わない。
ちょっとラメの大きさが違うとか、こっちはマットでこっちはツヤとか、そんなわずかな違いは、私の中では違いと見なさない。
いや、もちろん、違いは分かる。
でも、たくさん買っても使用期限内に使いきれないことが分かっているので買わない。
要するに、ケチなのだ。

アイシャドウこそ、常に4色パレットが1つあるのみ。
使いきったらまた4色パレットを買う、そんなサイクル。
一番濃い色はいつも使いきれないけれど、よく使う2色を限界ギリギリまで使いきったら潔く新しくすることにしている。
丁度良い量のバランスの4色パレットが欲しい。

そんな私が、アイシャドウの中で一番難しいと思っているのが色選びである。
何でアイシャドウって、ブラウンだけで何色もあるのだろうか。
全部かわいいとは思うけれど、遠目で見たら違いはさほど分からないし、自分に似合うものって一体…?
人生で初めてのアイシャドウは、日本人なら誰でも似合いそうな定番っぽいブラウンを買ったのに、2回目に買ったアイシャドウを初めて付けたとき、最初のアイシャドウが全然似合っていなかったことに気付いた。

で、先日、私にとってアイシャドウが難しい理由が判明した。
ちょっとメイクを濃くするだけで、顔が濃くなりすぎる顔立ちだったのだ。

卒業式の前撮りでプロのメイクさんにメイクをしていただいたとき、「お顔のパーツがもともとはっきりしているから、薄く塗るだけでかなり印象変わりますよね」と言われた。
なるほど。だから私は自分でアイシャドウを選ぶとき、濃い色やブラウン以外のカラーシャドウに抵抗があるんだ、と、納得した。
「多分、濃いメイクを見慣れないだけじゃないですか?普段からもう少し意識して濃いめにしてみても良いかもしれませんよ」と言っていただいた。

和装に合わせるメイクだったので、確かにこの時のメイクはいつもよりかなり濃い。
けれど、メイクさん曰く、このメイクはそれほど濃くはないとのこと。
普段からこのくらいでも変じゃない。らしい。
前撮りの写真に写る私の目元が、我ながらとても綺麗だった。


Q. 私にとってアイシャドウが難しい理由とは?

A. メイクで変わることを恐れているから。


ちょっとメイクを濃くするだけで、顔が濃くなりすぎる。
でも、変わることを恐れず、寧ろ変わる自分を楽しむことができたら、今よりもっとメイクを楽しめそうな気がした。

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