マガジンのカバー画像

ニュージーランド旅

24
ニュージーランド旅行 2020.2.20〜3.18の記録
運営しているクリエイター

記事一覧

エラー祭り 1,2日目

「え、じゃあ乗れないんですか?」と聞くと、受付のお姉さんは笑みを絶やさぬまま「申請が間に…

My
3年前

3日目

空港に降り立ったのは深夜1時を回る頃だった。 シドニーからクライストチャーチに向かう便は…

My
3年前

また3日目

目を覚ますたびに時計を確認するも、たいていの場合は1時間しか経過しておらず良くて1時間10分…

My
3年前

図書館に行く 4日目

多少体調が改善したので、市街を観光。新設された図書館は規模も大きく、また蔵書数も多い。日…

My
3年前

博物館と慣れ 5、6日目

昨日は入場無料のカンタベリー博物館に行った。 趣のある館内に所狭しと並ぶ展示品。ジャンル…

My
3年前

クライストチャーチで麻耶雄嵩 7日目

このところ毎日足繁く図書館に通っている。 昼前に起き出しシリアルと塩っ気の少ないサラダを…

My
3年前

空とサチエとスクラップ

今日は無風の曇天で、宿を一歩出た途端にむわりとした熱気に包まれる。そういえば今は夏だった、と1人で納得する。 ちょうど古傷が疼くような街の気候、それをトヨタの自動車が気怠そうに掻き回している。 ふと空を見ると、遠く離れた向こうに雲の境界線が見えた。この分ならどこかで日が差すこともあるだろう。 『スクラップアンドビルド』を読んだ。 この街は9年前に大地震に襲われ、シンボルであった教会やタワーなどは今なお崩れたままフェンスに囲まれている。生々しいスクラップ、そしてその上に

コロナの影響 10日目

そろそろこの街から移動する。旅を終えて、そのキラキラした部分だけを飾るインスタグラムのた…

My
3年前

風吹く冷夏 11日目

クライストチャーチで10日あまりを過ごした。車があれば一周するのに3分とかからない小さな街…

My
3年前
1

This is earth.

閉じかけた瞼に飛び込んできたのは丘陵と形容するにはあまりに壮大な、圧倒的な「地形」であっ…

My
3年前

見渡す限り 13日目

午前十時ごろに目を覚ます。多分、変な夢を見た。 シリアルとパンのみの簡単な朝食を済ませ、…

My
3年前
1

山・コーヒー・肉 14日目

昨夜は結局、深夜零時に月の消えた星空を見に行く、なんとも贅沢な夜更かしをしてしまった。「…

My
3年前
1

何故なら、 15日目

黒く変色したバナナを、砂糖をたんまり溶かした紅茶で胃の奥へと流し込む。 今日は天気がいい…

My
3年前

女王にふさわしい

湖を去る。名残惜しくて、バスが来るまでぶらぶらと散歩する。 よき羊飼いの教会で「アナタ日本人?これを持っていって!」と言われ、書式のぶっ壊れたポストカードをもらった。よき旅とならんことを。 テカポ湖からクイーンズタウンへ向かうバスの道のりは、それはそれは壮大なものだった。正面に続く道路の写真は撮れないので、ネットで見つけた写真を貼っておく。 超、ドライブしたくなった。 クイーンズタウンとは「女王にふさわしい街」の意味だ。一体どれほどの場所なのだろうと期待していたが、な