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#5 面接が2時間!リクルートの面接内容とは

私がリクルートの面接を受けた時期は2020年10月頃。コロナ禍のため、ソフトバンクは、ほぼリモートワークになっていた。リクルートの面接もすべてオンラインで実施した。

リクルートの面接をした当時は、リクルートライフスタイルやリクルートキャリアなど分社化しており、それぞれの会社で選考を受けることができた。

私の場合は、元リクの転職エージェントさんと面談をした上で、リクルートライフスタイルで選考を進めることになった。

合計下記4回の面接をした上で、内定の連絡を頂いた。

1. 人事とのカジュアル面談(面接?)
2. 人事との面接
3. 人事と現場GM(課長レイヤー)との面接
(3.5. 最終面接前の人事からのフォロー面談)
4. 現場部長以上レイヤーとの最終面接

この中でボッコボコにされたのが③の人事と現場GMの面接。本当になぜ選考に通ったのかわからない。

それはさておき、リクルートの面接は本当に面白い。まず、面接①で人事の方と2時間も会話をした。平日の20時からスタートして22時頃まで付き合って頂いた。

「室井さんは将来何をされたいんですか?」から話がどんどん膨らんでいった。

もちろん冒頭に自己紹介やソフトバンクでの仕事内容を説明した後に。

転職エージェントさんからも、リクルートの面接ではwill、can、mustの観点から深掘りされていくことを聞いていた。将来何をしたいか?がwillに該当する所だった。

私自身、田舎生まれの田舎育ちで地元栃木で働くことに強いこだわりをもっている。そのため、最終的に栃木で仕事をする上での選択肢を考えた。

①栃木の企業に就職する事
②栃木で高校教員をやること
③栃木で事業を起こす事

実は大学時代に、教職課程も履修しており教員免許をもっている。

3つの選択肢から①②はかなりハードルが低い。むしろ、いつでもできるとおもった。なら③に挑戦してみようと思った。

ここで私が回答した内容が
「栃木でいちご農園をやりたいんです」と。

そうすると、普通は「なぜいちご?なぜ栃木?」となることを想定していた。

しかし、人事の方は「それいいね!リクルートでもそういう人いると思うよ!」といった感じで前向きに実現に向けてアドバイスをくれた。

そこで、今できる事のcanと、いちご農園を実現するためにやらなくてはいけない事、経験した方がよいことであるmustをベースにリクルートのポストを検討してくださることになった。

並行して、キャリアの積み上げ方に関してアドバイスをくださったり、面接というよりは私のキャリアを応援してくれた。

この時、面接をしてくださった方には心から感謝をしている。この面接を通して、自分のキャリアが少し透き通って見えた。

ソフトバンクに戻る事を、一次面接をしてくださった方に伝えた時は、申し訳なさと恥ずかしさで死にたくなった・・・

次もまた人事の方との面接で、30分の予定をオーバーして1時間も面接することになった。

ここでは、私自身の人となりについてを深掘って頂いた。
「なんで室井さんはそこで頑張れたんですか?」
「そこの背景というか核になっている部分はなんなんですかね?」

と言った形で、まったく詰める形ではなく、私自身を形成している背景や核を一緒に見つけるような面接が進んでいった。

この後の現場の方との3次面接は恐らく、一般的な企業の中途採用面接と変わらないと思う。

これまでの業務経験を伝えた上での深掘りや、「室井さんなら〇〇みたいな事が起きたら、どう対処しますか?」みたいなケーススタディーもあった。

3次面接は、正直ボコボコにされ過ぎて内容を覚えていない。

ただ、3次面接が20時に終わった後にソフトバンクの社内MTGがあり、ボコボコにされた精神状態で頭が回らずに、社内MTGでもボコボコにされた記憶だけは覚えている。笑

次回「リクルートのあだ名文化に困惑。ソフトバンクと全然違う!」

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