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7年の無音とノイズとサチュレーション

約7年振りになるだろうか。

当時はまだ路頭に迷っていた大学院生だった。しかも、休学をしていた。休学中に何してんねんって当時の関係者には言われるだろう。こっちから言わせたら知ったこっちゃないわと、今の私なら言い返すはず。

最後にステージを立ったバンドは、メンバー内でトラブルが発生した。いや、させた。衝突は私と年下の方。もともと私は後輩には嫌われ、年下の方とは波長が合わないことが多い。詳細は書かないけど、最後までいい印象に残るライブではなかった。


それから研究室に復帰することを理由に楽器は封印し、研究の生活に就活が始まった。就活の結果は、縁があって東京に行くことになった。研究生活の結果は、大惨事。これも詳細は書かない。見ても楽しくないから。


東京では慣れない生活に加えて、当時は酷くお金がなかったから、布団やテレビ、洗濯機、家具も無いわとなかなか悲惨な生活をしていた。当時、所謂同期と呼べる人間達が親から家具や家電を買ってもらったという者たちしかいなくて羨ましさ反面、いつまで親に甘えてんねんと思いながら、布団がない部屋で寝ていた。社会人になったのなら「親にすがるな金借りるな」と親指加えながら寝ていた。

その時、唯一実家から持ってきたのがボロボロになりつつあるギターだった。当時は研修が終わって即帰宅即演奏の生活。同期の者たちは即飲酒。即お断り。


ある程度生活が落ち着いたら、東京でバンドを組もうと行動に移した。結果、今後の影響になる大きな出会いは一つだけあったが、結局メンバーが集まらず、私が疲れきって東京ではバンドをやめた。ずっとバンドしたい、ライブしたいと思う気持ちに諦めをつけた。


その後はタバコと酒とパワハラ・モラハラを受ける生活を続けながら、一人で黙々と曲を作る。そんな生活を送っていた。


会社でやっていることに意味を見いだせず、パワハラも酷すぎた為、仇で返す置き土産を残し、再び関西へ。関西へ戻った時にタバコはやめた。あんなもの価値はない。辞めないのはニコチンに依存しているだけの甘い人間だと考え、更に自身の音楽サークルではボーカルもやっているからタバコは喉に悪しかない無いと判断し、超嫌煙家になる。


しかし、関西に戻るも自身が所属している音楽活動も理想通り進まず、自然消滅。


結局、一人で細々と個人として活動を進める。やっぱりバンドがしたいと、突然思い出したかのように、バンドメンバー募集サイトに潜り込み、記事を書く。


その結果、連絡が来ていたことに全く気が付かずに過ごしていたという悲惨さ。軽い気持ちでバンドしすぎ。その後、連絡が数件返信があり、やり取りをすることに。個人的に合わないと思った人達は、向こうからも来ることなく去っていった。


そして紹介もあり、今のメンバーにに落ち着く。軽いノリでバンド活動しようと思ってた結果、オリジナル曲を4曲を仕上げてしまった。しかも一つはリリックビデオを自主制作。


急にどうした?何もかもが都合よく進みすぎる。


あれから約7年振りになるだろうか。


2022年1月10日(月・祝)
いよいよ動き出す。
2021年5月5日(だったはず)、2021年9月5日共に予定していた事は緊急事態宣言により中止になる。

ずっとライブをしたいとウズウズしていた。7年の想いが一つの形に初めて一つになる時が待っている。


ブッキングを探していたタイミングで京都Mojo様からライブ出演のお誘いを頂いた。まだライブすらした事ないバンドに。


Like Tears in Rainはコツコツと活動して2年が過ぎた。
未だにドラムはいない。サポートドラムもいない。ドラムは打ち込み音源。しかし、同期音源はパワーアップ。ライブでしか聞けない曲も実はある。

もしかしたら416のリリックビデオがででど〜んと現れるかもしれません。

2022年1月10日(月・祝)
京都Mojo様にて、Like Tears in Rainは初めてのライブをします。

来てくれ。


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