viewing the same
ブラジル、サンパウロの日没と同じ時刻、東京には陽が昇る。
遠い地球の裏側の国。僕らはその時、同じものを見ている。
ギャラリーの中で太陽を昇らせる試みをサンパウロのギャラリーに展示。複数のミラーで太陽光を引き込み、ギャラリーの壁に投影。その前に上下逆さまになった人のシルエットを配置し、カラフルな影が壁面に映し出させる仕組みを作った。
インスタレーション「viewing the same」のためのドローイング
ギャラリーでの展示は太陽の光があってはじめて成り立つ。
では、その太陽はどのくらいの大きさでどこにあるのか?
という発想からの作品。
ビー玉サイズ(約13mm)の地球と米粒ほどの月(3.5mm)を配置したドローイング。ギャラリーから110メートルほど離れた場所にあるガソリンスタンドの壁面に1.1メートルの円形を鏡で投影し太陽を表した記録写真。これらで10億分の1スケールの天体を表現。
光と影、反転をイメージした作品
光と鏡によって、一人が二人の影になり映し出される作品
palm waver
手のひらの形のミラーで太陽光を反射させ、建物の壁で大きく手を振るインタラクティブアート
things what make us happy
サンパウロ での個展はW杯サッカー2014ブラジル大会の時。
その大会を祝して制作した作品。公式サッカーボールに小さなスマイリーフェイス形のミラーを貼り付けたミラーボール。ギャラリーの壁にたくさんの笑顔が映る。
この作品は美術館「Museo Afro Brasil」に招待され移設して展示。WCを祝う世界のアーティストによるグループ展に参加することになった。
サンパウロの夜を散歩して描いたドローイング
galeria Deco /サンパウロ ブラジル 2014年
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