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『ない』を持っているあの人【尊敬する人】

なますて!
日刊書くメシU30'sマガジン火曜日担当のYuri(@yuri_nkmr)です。
本日もインドでカタカタ書き綴っています。
さて、今週のテーマは「尊敬する人」

このテーマを聞いて真っ先に浮かんだ人、
それは隣にいる「旦那」でした。
(といっても”気付けば尊敬していた”という感じで、このテーマをきっかけに気づかされた、というのが本音です)

ふと気づけば尊敬していた人。
それは彼が「ない」を持っている人だから
今日はその理由について綴りたいと思います。

▼目次
・私の「尊敬する人」とは?
〈尊敬する3つの事〉
・挑戦し"ない"自分を許さない人
・あえて、こだわりを持た"ない"人
・ひとを否定し"ない"人

■ 私の「尊敬する人」とは?

まずは、彼の紹介から。
(写真中央の日本人男性が旦那。会社のスタッフ全員での集合写真)

名前:足立翔一郎
〈略歴〉
・インド・グルガオンの起業家。29歳(2018年11月時点)
・鳥取県出身。キーエンスのグループ会社で新規事業の立上げに従事。B2Bマーケティング、営業オペレーション構築、用途開発などを経験。海外視察を経て、インドの可能性に魅了され、インドでの起業を決意。
・2017年4月よりインドへ渡航し、Blucycles Private Limitedを創業。
・現在インドデリーNCRにてインド人富裕層向けのサブスクリプション型デリバリーサービスを展開

詳細についてはインタビュー記事があるのでそちらをぜひ!
▼インタビュー記事(海外就職のBEYOND THE BORDERより)

続いては、「なぜ尊敬しているのか?」について。
尊敬する3つについて、お話します。


■ 挑戦し"ない"自分を許さない人

「挑戦しない自分はありえない」
これはインドで起業をすると決めた時、彼が私に言った言葉です。

彼からインド起業を告白された時、当時の私には理解できず
「どうして、日本じゃなくインドなの?」
「今の安定を捨ててまで起業する理由って?」
と彼の事を質問攻めにしました。

その時、彼は一切の迷いなく
「インドは可能性に溢れている場所だと思ってる。
それが分かってて、挑戦しない自分は考えられない。
ただ、”可能性を信じて挑戦したい”だけ」

と答えました。

こう言われて、誰が止める事が出来るでしょうか。
そして衝撃の告白から1年後。
気付けば私も彼の挑戦に魅了されてインドにいます。

「可能性を追求したい」という想いを形にし、
そして自らの行動で人を動かす影響力を心から尊敬しています。

■ あえて、こだわりを持た"ない"人

彼には、こだわりがありません。
それは情熱や軸がないのではなく、彼としては「可能性ある道を常に追い求めている」からなんだそう。

ここで、エピソードをひとつ。
インドに渡った当初、彼は自転車ビジネスを計画していました。
当時のパートナーと共に約2年かけて計画した事業だったのですが、なんと渡印後1週間で厳しい状況になってしまったのです。
そこで、彼は試行錯誤した後、現在のビジネス(ヘルス業界)へとシフトチェンジしました。

もし”プロダクト(自転車)”にこだわり続けていたら
もし「2年間やってきたのに…!」と”過去”にこだわり続けていたら
きっと彼のインドでの挑戦は終わっていたかもしれません。

こだわりは時に強さにもなるし、軸にもなる。
でも時に、こだわり過ぎると人を盲目にもしてしまうものではないかと、私は彼の挑戦から教わりました。

■ ひとを否定し"ない"人

彼は、人を否定をしません。
正確には”人の挑戦を否定しない”というのが正しいかもしれません。
「否定は可能性をゼロにしてしまうから」といつも言っています。

彼と出会って約10年、これまで否定された記憶はありません。
どんなに家族や友人が「そんなこと辞めときなよ」と反対する時も、彼ひとりだけは「やりたいならやってみなよ!」と背中を押してくれました。

「出来ない理由じゃなくて、どうすればできるのか?」
と、可能性を一緒に探し求めてくれます。

周りの目を気にする私は、少しでも否定されると
「やめようかな…」と不安になってしまいます。
ただ、彼みたく誰か一人応援者がいると思うと、
不思議とちょっぴり強くなれる気がします。

自らの可能性だけでなく、人の可能性(挑戦)の後押しもできる。
これは、私が尊敬できる人のひとつの条件です。

*****

これが、私が彼を尊敬している理由です。

余談ですが、私と彼は学生時代(2009年)に出会い、遠距離期間5年を経て9年越しの2018年1月に入籍し、今は夫婦として歩んでいます。

遠距離も長かったこともあり、周りから「なんでそんなに長く付き合えるの?」と言われ続けてきました。
その度に「確かに、何でだろう?」と考え続けてきました。

何かの本(確か細胞に関する記事)で
「恋愛感情は3年しか続かない」と読んだ事があります。
だから、長く恋愛関係を続けるためには、この期間が切れる前にその人に恋をする気持ちを更新する必要があるんだとか。

私にとって、この「恋をする」気持ちを更新する源になるのは「尊敬」という感情なんだと今回記事を書きながら気づきました。
これからも尊敬できる所を増やし、夫婦円満な日々を送りたいですね。照

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私の尊敬する人、そしてそのポイントを通じて
少しでも皆さんの何か気づきに繋がると嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました!

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また次回、チャロ!
(ヒンディー語で”行こう!バイバイ”という言葉です♪)

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