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常識に問いを。働き方に自由と選択を。【平成の衝撃】

なますて!
日刊書くメシU30'sマガジン火曜担当のYuri(@yuri_nkmr)です。
インド(Gurgaon)只今の気温は7℃。
ここにも冬はあるんだ…と、私には衝撃的な事実でした(笑)
今日はガクガク震えながらカタカタ綴っております。

さて今回の書くメシ、テーマは…【平成の衝撃】
平成時代30年で私が一番印象に残った事、
平成時代30年を通じ私が感じた事を綴ります。

■平成が終わる。人生の"3分の1"が終わる

平成が始まったばかりの冬(1989年2月)
私は山口県の小さな田舎町で生まれました。
そして、平成最後の冬(2018年12月)
平成の始めに生まれた私は、平成の終わりと共に30歳を迎えます。

生まれた時から身近だった「平成」の時代が終わる、というのは正直実感もなく、何とも言えない違和感を未だに感じます。
改めてその由来を調べてみました。

新元号の発表時に小渕恵三が述べた「平成」の名前の由来は
『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」
『書経(偽古文尚書)』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで
「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味。
なお、日本の元号では昭和(64年)、明治(45年)、応永(35年)に次いで4番目の長さである。ーWikipedia「平成」より抜粋

ちなみに、天皇退位が予定通り2019年(平成31年)4月30日に行われた場合、平成の時代は「30年113日間(=11,070日間)」にわたるらしい。

突然ですが、皆さんは「11,070日」という数字を見て何を感じますか?
私は「平成=私の人生の3分の1だったんだ」と感じました。

人の一生について、所説ありますが
「一生は約30,000日(約82.1歳)」と言われているそうですよ。

過去”3分の1の人生”を振り返り、
残り”3分の2の人生”をどう生きるか。

平成の終わりは、そんな小さな衝撃と共にこれからの人生に大切な問いを伝えてくれているような気がしています。

■平成が生み出した「縛られない働き方」

人生の3分の1が過ぎた今、私が想う事。
私にとって平成は「縛られない働き方」が生まれた時代だったな、と。
それは、①性別 ②働き方(ワークスタイル)という2点から、私はこう感じています。

①性別に縛られない「女性」も働く事がナチュラルに

この調査結果(総務省/国土交通省より)からも分かるように
1980年(昭和55年)は、男性のみが働く「片働き世帯」が主流でした。
その後、女性の社会進出や日本経済の変化により
1997年(平成9年)には女性も働く「共働き世帯」が片働き世帯を上回り、現在では共働き世帯、女性が働く事が当たり前の時代となりました。

これって、すごく衝撃的な変化だと思いませんか?

私は「働く事=自己表現のひとつ」と思っているので、
結婚しても妊娠して母になっても変わらず働き続けたい、と強く思っています。そして、それは自分次第で叶えられる時代。
ただ、昭和の時代、それは当たり前ではなかった。

まだまだ多くの課題はあるものの、女性が働く事を当たり前にしてくれた先人たちに深く感謝します。

②会社に縛られず「働き方」を選べる時代に
女性が働く事が当たり前の時代になっただけでなく、
働き方自体もこの平成30年で大きく変わったように感じます。

働き方、というとざっくりしていますが
労働形態やワークスタイルという観点からもざっとこれだけあります。

〈労働形態〉
・正社員/契約社員/アルバイト
・フリーター
・フリーランス
〈働き方(ワークスタイル)〉
・ノマドワーク(リモートワーク)
・副業(本業+副業)
・パラレルワーク(複業)
・クラウドワーカー

会社と共に一生を歩む「終身雇用」の時代から
自ら考え、働き方が選べる(選びにいく)個の時代へ。
まさに”会社=肩書”の時代は終わりつつある、と感じています。

例えば、自己紹介も変化してのではないかと思っています。
これまでは「▲▲▲(社名)の中村です」と会社を第一にする言い方から
これからは「中村です。▲▲▲(社名)に勤めています。他にも…」と
自分の名前を”肩書”にする視点で仕事をしていく必要があるのではないか。
(ここ数年はこの視点を大切に、名刺交換する時も自己紹介の伝え方は意識しています)

ちなみに、あるデータによると「アメリカでは3人に1人が会社に属さない”フリーランス”」とかなり日本よりも働き方の自由化、多様化を感じます。平成の次なる時代、日本も今のアメリカと同様「会社に属さない人々」がぐっと増えているかもしれませんね。

■平成が「私に教えてくれた事」

実際に”平成”というのは元号であって目に見えないもの。
なので、教えてくれたというのは違和感あるかもしれませんが
私が「平成」という時代から教わった事。それは…

「これまでの常識に”問い”を持つこと」

だと、振り返りながら感じました。

常識とは、どう変わっていくのか?
常識とは、本当に正しいのか?

「常識」とは、「少しの問い」と「社会や経済課題の変化」「テクノロジーの進化」と連動しながら少しずつ変わりゆくものだと私は思っています。
前章で述べたように、働き方ひとつ見ても、過去の常識にとらわれたままでは想像も出来なかったような働き方が、次々と生まれています。

同じ書くメシ30U's月曜担当の佐々木くんも、テクノロジーに焦点を当て、記事の中でこう言っていて強く共感しました。

これらのデバイスの登場で、働き方も恋愛も、コミュニケーションも、いろんなことが変化してきましたよね。
〈中略〉
なにより「テクノロジー」は人の価値観の座標軸を大きく変えますよね。
ー「変化に柔軟であること」と「変化してもブレないこと」【平成の衝撃】より抜粋

「常識」とは、「少しの問い」と「社会や経済課題の変化」「テクノロジーの進化」と連動しながら少しずつ変わりゆくもの。

例えば、「主婦の戦力化」。
昭和の時代、「時間的制約ある主婦は戦力外」という常識から
「本当に主婦は戦力外なのか?」という問い(Why/No)が
少子高齢化、労働人口の減少という社会課題と連動し、
【主婦こそ戦力】とこれまでの常識を覆し、今や主婦の戦力化が首都圏を中心に進んでいます。

* * *
 
平成という時代の終わりを振り返り、想う事。

「ひとつの時代が終わる。
 これからの新たな時代、私はどう生き続けるのか?」

来る新たな時代。
今以上に多様な働き方、グローバル化の促進、様々な事がAIと化する…など働き方以外にも「変化」に溢れて、私たちの想像を超える時代になるでしょう。

「普通、こうだよね」
「常識的に、おかしいよね」

今、私たちが常識だと思っている事も、数年後には常識ではなくなっている事も多くあるはず。

来る新時代を生き抜くためには、
常識に捕われない「柔軟な姿勢」と
常識を疑う「問いかけ」が必要だと、私は感じています。

皆さんは、平成のどんな事に衝撃を受け
これからの時代、何が必要だと思いますか?

平成最後の冬、ゆっくりと振り返ってみてはいかがでしょうか。
* * *
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
Chalo(チャロ)!

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