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【お知らせ】新年に原宿で個展やります!2023.1.28土〜2.1水@DFG原宿

Muziik(ムジカ)

来年早々に、個展を開催します。

普段はtwitterで発信しておりますが、個展について考えたことなどはtwitterの文字数ではちょっと足りないので、noteで書き留めておこうと思います。

11月にデザインフェスタ56に出店し、ありがたいことに作品をたくさんの方に手にとっていただきました。そして、もっと自分の絵を多くの人に見てもらえる機会を作りたいと思うようになりました。そのへんの話を書いていきます。


自分の中に「いつかギャラリーで個展をしてみたいなぁ」という気持ちはほんのりあったんだけれど、具体的にいつどこでやるのか、あまりイメージが湧いていなかった。
だけど、作家さんの知り合いも増え、彼らが楽しそうに自分の作品を展示したり販売したりしているのを見て、自分も素直に自分のやりたいことを形にしてみようと思った。
失敗してもいいじゃないか。ダメでもともと、だ。未熟でもいいからやり始める。これはMuziikという活動を始めてからずっと大事にしていることだ。そうでないと何もしないままで人生が終わってしまいそうだったから。


個展のタイトルは「The initiation」とした。

イニシエーション。日本語だと通過儀礼。人が生まれて死に至るまでの成長過程で、次なる段階の期間に新しい意味を付与する儀礼のこと。キリスト教で言えば洗礼がそうだし、日本で残っている風習で言えば七五三、入学式、卒業式、結婚式や葬儀などもある種の通過儀礼だ。


2022年の2月に三鷹の珈琲店の壁面を借りて個展を開催した時、タイトルは「Dive into a new world」とした。新しい世界へ飛び込む。それは自分の願望というか意志表示だった。

今回の「The initiation」も自分の心情を表す言葉として的確なのではないかと思い、これにした。通過儀礼。通るべき道。

この場所が、誰かにとっての通過儀礼のような場所になればいい。自分自身にとっても、来てくれたあなたにとっても。




個展「The initiation」
日時:2023年1月28日(土)〜2月1日(水)
   11:00〜20:00
 (初日は12:00〜/最終日は〜18:00)
場所:デザインフェスタギャラリー原宿
    WEST 1-C
    東京都渋谷区神宮前3-20-18
アクセス:JR原宿駅竹下通り口徒歩9分
 東京メトロ明治神宮前駅5番出口徒歩5分
在廊予定:1/28(土)・29(日)・2/1(水)

在廊中はご希望あれば占いもする予定です(有料)。近くなったら改めてお知らせします。在廊予定などは変更あった場合はTwitterとInstagramでお知らせしますので、ぜひフォローしてください。

個展のDM郵送します。ご希望の方はSNSのDMからご連絡ください。




ここから先は、個展のタイトル「The initiation」について考えたことをつらつらと。

人がアップデートする瞬間ってある。
日常から、非日常に出会ったとき。新しい世界の扉が開くとき。
意識が変わり、日常に戻ったとしても、もう以前の古い自分ではなくなる。

それは、古来でいうなら「祭り」という場だった。人々は、その「祭り」というスペースに行き、エナジーを浴びることで、意識のアップデートが起こる。そうやってご神事という形をとって、人の進化を促してきたのが神だ。日本でいうならそれは「神楽」として行われていた。

神楽で神降ろしをして、神はなにを伝えていたのか。その時の人にとって必要な情報源(宇宙)にアクセスし、その情報を降ろし、舞いや音楽によってその振動を伝え、祭儀という形にして伝達していた。その情報を受け取れる人々だった時代には、それで事足りていた。

現代、人々は祭儀の意味も分からず、そもそも神降ろしを出来る神もなく、祭礼の形式として舞の型が残るのみになった。一部、本当に降ろせる人はいるけれど、それを見ても受け取れる人は、恐らく本当に少なくなった。
と同時に、神楽という芸術の原点からさまざまに分岐した技術は、それぞれシャーマンの特性に合わせて、独自に発展していった。どんな情報伝達の手段を使うのかは、そのシャーマンの得意分野によって変わる。絵が得意であれば、壁画を描いて伝え、それがのちの絵画として発展していったし、音として伝えるならば、歌や楽器の演奏になり、それがのちの音楽に。だんだん大規模なステージを使うようになってそれがのちの演劇に。
技術を磨き、技巧を極めることに最大の努力をしていた時代が終わり、個人の思想や意思表示としての表現をすることが、芸術の主流となった。
……そうやって分かれていった先の、その一分野としての「絵画」というジャンルに、自分は一応カテゴライズされるらしい。


であるならば、絵を描く時に私はなにを描いているんだろう。

文字ではないが、文字のような幾何学的な、有機的なデータ。情報のカーテン。記号の羅列、その幾何学的な配列に情報を刻んでいる世界。
私の中に微かに残っていた宇宙的な部分の、その抽出のつもりで描いている。
本当はもっと多くのことを覚えていたはずなのだが、忘れてしまった。なのでその微かに漏れ出ているものを辿りながら、自分の本質をここに顕現させたくて。その試みのひとつが「絵を描く」という動作なのだろう。自分なりの情報整理のつもりで描いているけれど、それが人にどんな風に伝わっているのかは、まだ分からないので、実験中。


自分はどこから来て、どこへ向かっていくのか。

自分というものを知りたい、というのは人間の深い欲求のひとつではないだろうか。占い師をしていて思うが、多くの人は自分のことにしか興味がないのだ。今自分はなにを感じていて、これからどうすべきなのか。あるいは、自分は何者なのか。何を目的として生まれ、何を体験し、どのようなデータを持ち帰るのか。それをすっかり忘れて生きている。自分のことをすっかり忘れた、記憶喪失の世界で、それでも何とか自分という存在の片鱗を掴みたくて、人は自分の本質に向かっていくんじゃないだろうか。

ただ「知りたい」という純粋な好奇心のために。

私に出来ることはあるだろうか。そんな人たちの変化の後押しになれるだろうか。
その活動の一環として占いをしている。占いというのは便利な道具で、それで本質がすべて分かるわけではないけれど、外殻を捉え直すことは出来る。自分が自分だと思っているそれはただの「外殻」に過ぎなくて、例えば私で言えば「36歳」「女性」「会社員」「〇〇家の娘」「〇〇大学出身」などというのは本当に単なる記号であって、わたしそのものを現すものではない。

じゃあ、今ここにいる私とは何なんだろう。

究極的に突き詰めて考えるなら、それは単なるデータとエナジーに過ぎないのではないかと思う。自分という生き物の構成要素はその時々で変わっていくし、エナジーも絶えず流れていくものだ。固定されたものなど何もない。すべて流れていく。流動的で変幻自在な生き物。

だから、絶対的な「私」など存在しない。
今は「これが私」だと思っている私ですら、一年後には別人のように変わってしまうのかも知れない。

それでも、この瞬間の自分の記録として、個展をいう形で、自分の足跡を残してみるのもいいのではないかと思った。これまでの足跡の記録であり、これからの変化・変容に向けてのイニシエーション。
これは単なる予感だけれど、この個展の前と後で、何かが大きく変わってしまうんだと思う。というか、そういう変化のロイター板に使おうと思っている。

あなたにとっても、この空間が何らかのアップデートの場所になればいいなと願う。


余談だけれど、絵を見てくれた人から、「宇宙を感じる」とか「宇宙と繋がって描いていらっしゃるんですね」とか言われることがある。その人たちとは、別に私がどんなことを考えているのかとか話したこともないんだけれど、そう感じる人も居るのだなと思って、興味深かった。
その人の中にも、宇宙的な部分があるから、きっと私を見てそう感じるんだろう。もし、あなたの中にある宇宙的な部分を刺激して呼び起こすことが出来るなら、これほど喜ばしいことはない。

そんなことを思いながら、たくさん新作を描いているので、是非見に来てください。


個展「The initiation」
日時:2023年1月28日(土)〜2月1日(水)
  11:00〜20:00
 (初日は12:00〜/最終日は〜18:00)
場所:デザインフェスタギャラリー原宿
    WEST 1-C
 東京都渋谷区神宮前3-20-18
アクセス:JR原宿駅竹下通り口徒歩9分
 東京メトロ明治神宮前駅5番出口徒歩5分
在廊予定:1/28(土)・29(日)・2/1(水)

あなたにお会いできるのを楽しみにしています。




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