パンクス嫌いについて~上手くなりたい感が好き~

パンクやオルタナのボーカルが好きじゃないなあと普段から感じており、その理由を考えました。
パンクが好きな人は真っ向から反対の意見を持っていらっしゃるかも知れません。批判的でも結構ですのでコメントいただければと思います。

パンクの名言は面倒くさいので否定します

ザ・クラッシュのボーカルのジョース・トラマーさんが言った言葉です。
「Punk is attitude, not style」(パンクはスタイルではない、姿勢だ)
めんどくさいです。他のジャンルだって彼らが言うパンクな気持ちで何かを訴えたり、新しい音楽を作ってらっしゃると思います。
よってこれからのお話はこれでいきます。
「rock is style, not attitude」ロックはもはや姿勢や態度ではなく音楽のスタイルだと思います。

パンクのスタイルは下手ニヒリズム

僕は歌に興味があるので、ボーカルに着目します。(他のパートも基本同じだと思います。)
僕はパンクやオルタナティブの歌い方がとても嫌いです。
しゃがれた渋み、ハイトーン、透き通るようなような声などなどの魅力を放つ気が全くないのが嫌です。
僕はメタルのハイトーンはあまり好きではないですが、あの声を出そうとがんばっていることは伝わります。つまり情熱が伝わってきます。
ですがパンクやオルタナの歌声で僕が受け取るメッセージは「別に上手く歌えなくていい」って感じです。ニヒリズム過ぎて、それがかっこいいととても思えません。
同じ下手ならアイドルのほうが情熱的です。

多分中間的なロックが好き

パンクやオルタナは「上手すぎるアーティスト」つまりはメタル的な方々に対して対抗するところが起源だと解釈しています。
僕自身メタルは「上手すぎる」という理由であまり好みではないです。
僕が好きなのはロックンロール、ガレージロック、ハードロック辺りのバンドなのですが、この人たちは上手くないですが、程ほどに上手く、そして上手くなろうとがんばってる感があります。ヘタウマという言葉しっくり来る感じでしょうか。中間的でバランスよくいいとこ取りなロックが好きなのかもしれません。

僕の思うロックな歌声

ミスチルの桜井さんの歌声を聞いていただきたいです。

6:00辺りのラストのサビは声が割れちゃってほぼシャウトになっています。
でも音程は合っています。僕は高い声をなんとか出そうとした結果こうなったと解釈しています。僕はこういった歌い方が最もロックらしい情熱を感じます。
サビの高音を上手く歌いきるわけでもなく、出せないからあきらめるわけでもなく、少々崩れながら歌いきるのがとてもかっこいいです。

ロックってアイドルなのでは

先ほどの桜井さんの歌声ってなんか応援したくならないでしょうか。
上手すぎない人が上手くなろうとしてがんばるところをエンタメにしてるのってアイドルに似てるかもしれません。
僕はアイドルにしてもロックにしても他のエンタメにしても
上手くなりたい感ってすごい重要だなと思います。

以上です

私の意見はおそらくパンク界隈の方々を部分的に否定していると思います。
(言葉尻だけみると横山健さんなど。。。)
見ていただけて、不快になられた方もいらっしゃるかもしれません。そのときは何らかの形で批判いただければと思います。




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