高村作グランメゾン東京木村拓哉

はじめまして!!とグランメゾン東京!!

Bonjour!ししょーです。

はじめまして!

六本木のあるお店でシェフをしています。

以前は都内のいくつかの星付きレストランで10数年修行していました。

また、趣味がサンバや将棋、NBAやCHAGE&ASKA、XJAPAN、料理、筋トレと多趣味なので、この辺りをミックスしたお話をしていければなと思います。


早速ですが

先日から始まった

グランメゾン東京

面白いですね!!

料理系のドラマってプロが観ると、

ん〜〜っ

て思っちゃう事が多いですが、このドラマはよく出来ていると思います。

主演が木村拓哉。

監修が岸田周三(カンテサンス)

というだけで興味津々でした。

木村拓哉は皆様ご存知の通りの超有名人で未だにファンも多いスパースター!私もHEROや華麗なる一族、Good Luckにはまりました。

岸田周三は北品川にあるカンテサンスのオーナーシェフ。ミシュラン東京ができた年から12年連続して3つ星を取り続けている超天才。

白紙のメニューにお任せの料理、低温長時間の火入れは当時革新的で、今のフランス料理のトレンドの一つを作った革命児です。

そんな2人がタッグを組んだらそれは観なきゃって感じですよね笑

作中に登場した料理の中に

手長海老のエチュベ

という料理がありました。

手長海老という食材もエチュベという料理法も日本では余り馴染みが無いと思いますのでちょっと解説していきたいと思います。

手長海老は日本では赤座海老と呼ばれていて、日本人に馴染みのある車エビやブラックタイガーのようなぷりっとした食感よりもとろりとした甘い味が特徴です。

エチュベはフランス料理の技法の一つで、野菜の水分のみ、またはごく少量の水分で蒸し焼きにする調理法です。

年齢を問わず健康志向が高まる現在。食のトレンドはこれまでの"新しいスイーツ"から"ヘルシーな食材や調理法"や"ダイエットに効果的な食べ物"などに移行しつつあります。今回紹介するエチュベは、ヘルシーな調理法で素材の持ち味を活かして味付けは塩のみという事もあるシンプルな料理法なので他の食材でも是非試して頂きたいと思います。

作り方は、ココットにオリーブオイルと潰した(カッセした)にんにくとタイムを入れて香りを抽出し、フレッシュのフェンネルと半割にした手長海老を殻を下にして入れ、少量の白ワインを注いで8割程エチュベにします。

キャプシーヌのオイルは、みじん切りにしたにんにくとサフランをオリーブオイルで香りを抽出し、刻んだキャプシーヌを入れてごく短時間にを入れてオイルに香りを移したもの。

キャプシーヌはキンレンカ、もしくはナスタチウムと呼ばれている甘い香りのする食用花です。

お皿にフェンネル、手長海老の順に盛りつけ、最後にキャプシーヌのオイルをかけて完成!

とてもシンプルですが、手長海老の香りと甘み、食感。また、フェンネル、タイム、にんにく、サフラン、キャプシーヌの香りが複合的に合わさりとても豊かな味になっているのだと思います。

是非作って食べてみたいですね!!






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