見出し画像

自立型AI搭載ドローンがレースで世界チャンピオンに勝利

自立型AI搭載ドローンのSwiftが最近行なわれたドローンレースで3人の世界チャンピオンに勝ったそうです。


Swiftは25回のレースで15回勝利したそうで、ラップタイムでも全体の最速である17.47秒を記録したそうです。
この最速のラップタイムは人間の記録よりも約0.5秒速かったそうです。


Swiftはこのシミュレーション中に外部から収集した追加データと共に深層強化学習を行なったそうです。
この深層強化学習とはマシンラーニングにおける強化学習とディープラーニングを組み合わせたものだそうで、チェスや囲碁等にも使われていたそうです。


しかしドローンレースはボードゲームやデジタル空間での制限には縛られず、現実世界を移動する物理的なオブジェクトが関与する為、これまでの実例とは違っていたそうです。


Swiftはレース中にカメラで収集したビデオを取り込み、そのデータを通過するゲートを識別するニューラルネットワークに送信するそうです。
更に搭載されたセンサーの組み合わせにより、ドローン自身の位置、速度、方向等を制御するそうです。
これらの一連の行動が、自律的で高速に行なわれる事によりレースを実現していたそうです。


強化学習はゲームでしか使われないと思っていたのですが、現実世界でのレースでも使われているのは驚きでした。
しかも世界チャンピオンに勝つのは凄いですね。
自立型ドローンが今後どんどん普及していくような気がします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?