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東映太秦映画村での暴力について思う事

東映太秦映画村での暴力について思う事を書いていきます!


東映太秦映画村のお化け屋敷で、お化け役の演者のあごを反射的に蹴り重傷を負わせて賠償金を支払った空手有段者の男性(ここでは空手さんとしておきます)が、映画村の運営会社である東映京都スタジオに安全配慮義務違反があったとして同社を相手取り、約550万円の支払いを求めて京都地裁に提訴したそうです。


訴状によると2011年9月に空手さんは社員旅行で訪れた映画村内の史上最恐をうたうお化け屋敷に入ったところパニック状態になり、お化けを演じていた演者のあごを蹴り、骨折等の重傷を負わせたそうです。
空手さんは当時飲酒していたそうです。


空手さんは警察から事情聴取を受けたそうですが刑事処分は無く、演者に謝罪し治療費等を支払ったそうです。
演者側は2015年3月、空手さんに損害賠償請求を起こし、2016年3月に空手さんが解決金約1000万円を支払う事で和解したそうです。


訴状で空手さん側は、事故当時演者は運営会社に雇用され職務としてお化け役を演じていた為、同社は使用者として安全配慮義務を負っていたと主張し、お化け屋敷では恐怖に陥った観客がどのような反応をするかは予想できず、とっさに手を出す事は十分あり得るとした上で運営会社は観客とお化け役の間に十分な距離や仕切りを確保する必要があり、観客から攻撃的な行動をされる可能性がある事を演者達に指導しておくべきなのに注意喚起も不十分だったと訴えているそうです。


個人的には空手さんの方が悪いような気がします。
飲酒しながら映画村を歩くのはお化け屋敷以前に村を歩いているスタッフに迷惑をかける可能性がありますし、パニックになるならそもそもお化け屋敷に入るなよと思います。

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