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ずぼら離乳食のススメ
離乳食はじめて、はや1ヵ月半。
1か月半前の私は、押し寄せる不安と戦っていた。
離乳食…その言葉を思い浮かべただけで、めんどくささに倒れそうになる。
10倍粥?うらごし?すりばち?すし?らーめん?はて?
得体の知れない不安に押しつぶされる前に、得体を知ってやろうと本を購入。
え、ごはんつくるのにスケールがいるの?そんなにきざむの?コエエ
となり、一向に不安は解消されないまま、我が子は5ヵ月も中ごろに突入。
しかたねえ、10倍粥とやらを作ってみるか…と実際に重い腰をあげたところから始まったわたしの離乳食作り。
今では、うらごしの気持ちよさにハマっております。
ハマっているといっても、離乳食をつくるのは1週間に1回。
一週間分を冷凍し、あとは毎日くみあわせて、あたためるだけ、なのでストレスフリーでやっております。
特に初期は何を食べさせて良いか悩むことも多かったので、メニューのアイディアになればと思い、記事を書いてみることにしました。
(せっかく毎日つくってるので、食べさせるだけでは勿体ないと思ったのが本当の理由)
ところで、タレントの加藤紗里さんが離乳食について発言し、炎上してますね。わたしこの人の炎上がなんかクセになり、いつも楽しみにインスタを拝見しております。(ROM専です。ROM専て死語?)
みなさん、加藤さんのコメント欄で炎上コメや議論という名のマウンティングの応酬を楽しんでおられ、とても活気あるのに殺伐とした交流の場となっています。
見ていて思うのは、「母親とはこうあれ」とか「わたしはこうしてきた」って、言われたほうとしては「そうでっか。」としかならないな、ということ。
それは、あなたの理想の母親像であって、万人そうなのではないということを認識したほうが良いと思う。それぞれが、それぞれの育ってきた環境で理想をつくり、また現在の状況で最善を尽くそうと思っているのではないか。と少しの想像力があれば、感情たっぷりのコメントする前に落ち着くと思うんだけどな。
ちなみに彼女の「離乳食は暇だからつくってるんでしょ」発言は、言葉のチョイスを間違えただけであながち嘘ではないと思う。
1から10までそろうベビーフードが買える今の世の中で、離乳食を手作りするということは、ある程度時間が捻出できることが必要。また、忙しい人なら「時間を捻出してでも(時間を使う対価を払ってでも)手作りの離乳食を食べさせるという優先順位が高い」のであって、それは本人の価値観。加藤さんは、時間という対価をベビーフードに頼ることで、仕事だったり自分への投資に充てているんだろう。
それすらも、子供のために使え。という人もいるだろうが、自己犠牲をこどもに押し付けるほうが、わたしはどうかと思う。
「あなたが産まれたから、仕事をやめた」とか、「自分のことをやる暇なかった」とか、子供に言いたくないな、と常々思っている。
いままでできていたことを、こどものために我慢したくない。もちろん、今まで通りにすべてできるとは思わないけど、すべてはわたしの意思でやっていること。10年後、今の自分を後悔したくない。誰かのせいで、こうなったとは思いたくない。
だから、わたしは自分の意思で離乳食をつくる。
直売所で買った新鮮な野菜や果物を使い、この味を知ってほしいと思うから、うらごしの気持ちよさを知ったから、作ったものを食べてくれたうれしさを知っているから。
わたしのために、離乳食を今日もつくる。
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