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イベントレポ:子どもの未来を考える絵本の会『学校』

先日、亀井さんの絵本講座『子どもの未来を考える絵本の会』開催しました。毎回、「子どもの未来を考える」を軸にその時々の私の関心ごとを
テーマに挙げて、絵本を選書してくださっています。



今回のテーマは『学校』
ちょうどテーマを決めたのが8月の夏休みの終わりだったこともあり、
テレビでも夏休み明けの不登校についてよく取り上げられていました。
私自身、前職で不登校のこどもさんと関わることが多く、色々と考えさせられることがありました。
学校に行く、行かない。この選択肢以外に道はきっとある。
でもその前に、「学校」ってなに?どんなところ?何を学ぶ場所?
そこを今一度見つめ直す必要があるなと思い、テーマを「学校」にしたのです。


たくさんの絵本が登場する中、
正直学校に対してあまりいいイメージがなかった私ですが、
「学校って先生って悪くないじゃん」とイメージが変わる絵本に
たくさん出会いました。
同時に、子どもたちはたくさんの不安も抱えながら
学校と向き合っているということも。
「学校って楽しいところだよ」と絵本は教えてくれた。
もちろん辛いこと、耐え難いことはたくさんあります。
行けないのにも理由があります。
絵本を通して感じたことは、
いろんな視点を持って学校を見つめることだなって。



私自身、5歳のこどもを育てる母として
学校って何をするところなのか、どんないいこととどんな大変なことがあるのかをちゃんと向き合って話せるようになっておきたいなと思いました。



学校で学べることとは。
学校で出会える人や経験とは。


答えは出ないけれど、
考え続ける。


もし学校に行かない選択をしたとしても
『考え続ける』ことは
子どもたちにしていってもらいたい。
好奇心を引き出したり、
考えることが楽しいと思わせることができる大人でありたいな。
そんなふうに感じた絵本時間でした。




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